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   DVD2の感想・秘密の部屋|2003-05-01|             
テ: 1と同じに、チャプターごとの感想にしましょうか。
ア: ダーズリー家は新興住宅地なんだな。
テ: そういえば、ご近所のおうちも同じような外観ね。
ア: ハリーが2階にいる出だしは、自然でいいと思うぜ。
テ: 1の時はハリーが余所者扱いされていて、とても可哀想だったけど、
   友達が出来て、帰れるホグワーツがあるせいか、余裕が出てきたみたいね。
ア: 2か。マグルの日本国の殺人的な酷暑を思うと、夏休みにセーターじゃ臨場感ねぇし、
   暑苦しいんだよ。
テ: 仕方ないわ。…あら? クィディッチのユニフォームがあるわね。
ア: んなもん持ち帰ってどーすんだ?!
テ: 私物かしら。ドビーへの接し方に、ハリーの優しさが出ているわ。
ア: 散々卑下して、か弱いフリするクセに、「してやったり」ってイジの悪ィ笑い方
   すんよだな。ああいう強かなヤツ、オレ好きだぜ。
テ: 3… ロン達が迎えに来るシーンね。 
ア: いっつもフシギに思うけどよ、1のハグリッドのバイクといい、今回の車といい、
   近所が無反応なのは不自然じゃねぇか?
   バーノン落っこちた音とか、ペチュニア達の悲鳴とか聞こえる筈だぜ。
テ: 寒いから、窓を閉め切っているんじゃないかしら?
ア: ハリーは騒音で窓の外見ただろうが。それとな、あの窓枠はどこ行ったんだ?
   植え込みでバウンドしたなら、庭になきゃヘンだろ。
テ: FTは「そういうもの」なのよ。
   ハリーがバーノン叔父さんが立ち上がって怒るのを見て、無事を確認してから
    「成功」ってカンジで笑ったのも良かったわ。
   4の『隠れ穴』… やっぱり看板がないみたいね。
ア: あれだけ凝ったセット作って、誰も気づかねぇのか?
テ: 是非入れて欲しかったけど… 時計の文字盤は4巻の通りね。
   モリーに叱られたロン達を、弁護するようにうなずくハリーが可愛いわ。 
ア: モリーとアーサーは「いかにも」ってカンジだったな。
テ: ちゃんとみんなのお皿を眺めて、おかわりの目玉焼きのフライパンを置く所とか、
   思わず身を乗り出すアーサーをこづく所とか、ホントに自然で嬉しくなるわ。
ア: パーシーだけパジャマで寝癖頭だな。着替えて、身支度してからメシ食えよ。
テ: ホグワーツではスキがないし、神経質な人だと思ったんだけど(笑)
ア: 5のダイアゴン横丁… 一瞬ハニーだとわからなかったぜ。
テ: 背が伸びて、急に大人びたせいかしら?
ア: ここで魔法使っていいのか?
テ: 魔法界…だけど、校外ですものね… 
ア: …もっとゆっくりトシとりゃいいのによ… それと、髪がボサボサじゃねぇぞ。
テ: あれはツヤのあるソバージュね(笑)
ア: ロックハート… 名優で熱演は認めるがな、あのカオでハニーがうっとりってのが、
   どーしても納得出来ねぇんだよ。
テ: 濃くてわかりやすいキャラだから、やっぱり外見の問題なのかしら? 
   せめて、もっとシャープな輪郭だと良かったのに…
ア: …あれがハニーの両親か… ドラコ、売りモンの本破いてポケットに入れてんぜ。
テ: 原作にないのに、なぜかしら? 子供が真似したら困るでしょうに…
ア: 未公開シーンがありゃ、アーサーとルシウスの会話で、抜き打ち検査の対策済みって
   わかって、面白かったのにな。
テ: ホント、残念ね。アーサーは「ルーシウス」って言ってるわ。
   ルシウスが、どうしてステッキでハリーの傷を見たのかと思ったけど、
      ドラコもでしょう。
ア: 商品触るなとか、いっつも背後からだもんな。
テ: あれでは、小さい頃からスキンシップはなさそうね。ドラコが怯えていて、かなり
   ストレスになっていて、それをホグワーツで発散しているってカンジだわ。
ア: 原作で「愛情がねぇ」とは思わなかったがな。
テ: もしかしたら、役作りでローリングさんに聞いたのかもね。
ア: 「落ちぶれ足りない」ってマグルの日本語はねぇぞ。
テ: そういえば、映画と訳が違うのね。同じ人なのに…
ア: 7。シートベルトねぇのか?!
テ: 年式が古そうですもの(笑)8の『暴れ柳』は、2人の表情が生き生きしていて、
      テンポも良かったわね。
ア: 女史はホントに面白れぇ事思いつくんだな。
テ: そうね。…ここでスネイプ先生が待ち構えていて下されば、もっと良かったんだけど…
ア: 自室で2人を叱る時、机伝いに近寄ってたが、視点定めてローブ引きずってクネクネ…
   バジリスクか?!
テ: 本気で心配してらっしゃるのよ!(怒)
   …ね、「我々の世界」っておっしゃったけど、スネイプ先生は魔法界御出身かしら?
ア: 魔法界の教師って立場で言ったんじゃねぇ? 
   10の『吼えメール』は、口の形してパクパクするとは思わなかったぜ。
テ: 燃えてなくなるから、叱られて落ち込むのは一時で済むわね。
      …サー・ニコラスが挨拶したペネロピーって女の子が、パーシーの彼女ね。
ア: 温室の上のヤツはガーゴイルか?
テ: そうみたいね。ホグワーツの紋章の言葉はドラゴンだし…
ア: 「なぜ耳あてして、スプラウトの声が聞こえるのか」って疑問に思ったか?
テ: …私、「マンドレイクの声だけ聞こえない魔法の耳あて」って、勝手に解釈してたけど、
   違うのかしら? 
ア: そう考えりゃいいんじゃねぇ?
   11の『DADA』授業シーンは、ハニーの活躍が目立っただけだな。
   術の後で「やったわ」って、決めゼリフならぬスマイル浮かべてたのがカッコいいぜ。
テ: 演出かもしれないけど、ハニーらしかったわね。
ア: 天井の骨格標本、あれもヘンだぞ。 
テ: 魔法界には色々な生物がいるのよ。…でも、いくらなり手がいないからって、
   ダンブルドア先生は、なぜ大切な『DADA』教師として迎えたのかしら?
ア: ハリーを危険に晒して、ヴォルデモートおびき寄せる為に決まってんだろ。
   12。ハニーがドラコに侮辱…(険悪な表情)
テ: 原作と違って、ハグリッドの所で泣いているハニーを見て、ちょっと驚いたわ。
   マグル生まれの生徒はたくさんいるし、そんなにショックだとは思わなかったの。
ア: …マグルの学校でも、優等生だって煙たがられたんじゃねぇか?
   で、こっち来ても差別されるんで、居場所がなくなったような気がしたかもな。
テ: ハグリッドが言ったでしょう? 胸を張っていればいいのよ。ハニーに勝てる生徒
   なんていないんですもの。
ア: 13。…スネイプは、案外マトモな事言ってんな。
テ: 原作とイメージが違うのは、1と同じね。14の『変身術』の、もこもこのグラスが
   可愛いわ(笑)
ア: スプラウトと『DADA』ん時のタレ眉女がハニーの隣にいねぇな… 
   別に友達じゃねぇのか。
テ: (……)毎回適当に座るのよ。15のクィディッチシーンはどうかしら?
ア: キョーミねぇって言っただろ。影の位置からして、城の後方が西だな。
テ: …あ、競技場が木造なのは驚いたわ。石造りだと危ないからかしら?
ア: だとしても、歴史があるワリには安普請だよな。
   ドラコが「バレエか」って言ってたが、魔法界にもあんのか?!
テ: 初耳ね(笑)16の骨を生やす薬の瓶は骸骨なのね。
ア: 一晩で生えるってのはスゲぇな。…ハニーのポリジュース薬の煎じ方だが、思いっきり
   目分量で、ガンガン入れてんぞ?!
   …椅子持ってくるとか、せめてなんか敷くとかしてくれ… 
テ: 私も直に座っていたから、とても気になったわ。
   …でも、ハニーが毒ツルヘビを取りに行くシーンを、なぜ入れなかったのかしら?
ア: 映画4作るかどうか未定だったとしても、あれねぇと絶対困るぜ。 
   マートルの声は絞め殺されたからって言ってたが、バジリスクの目見たら「即死」じゃ
   ねぇのか?!
テ: ……ええと、17ね。『決闘クラブ』は、スネイプ先生唯一の御活躍シーンだわ。
   原作のように、ロックハートを嫌ってらっしゃるエピソードがないから、
   物足りないけど…
ア: 折れた杖でハリーがケガするとか言う辺りも、配慮っちゃ配慮かもな。
テ: (大きくうなずき)ええ! ちゃんとドラコの蛇を消したのもだわ。
ア: …あれじゃスネイプが「マトモな教師」に見えるぜ。
   ハリーに私怨があるってのを、バッサリ落としてねぇか?
テ: それは推測だし、個人的なエピソードを入れていると、まとまらないからでしょう。
   18でロンとハニーが「パーセルマウス」って驚いていたけど、1でニシキ蛇に
   語りかけた時はマグルの英語だったわね。
ア: あれか… あれも矛盾してんな。
   19のジジイの部屋の、組分け帽子と、灰になったフォークスがいいよな。
テ: なぜハリーは、悩んでいる事をうち明けなかったのかしら?
ア: 「そうだ」って言われんのが怖かったんじゃねぇの?
テ: 20の馬橇は、クリスマス休暇で帰る生徒だったのね。
ア: …湖凍ってんのか。こういうムダがよくわかんねぇよな。
テ: いくら原作に忠実でも、オリジナル部分は入れたくなるのかしら。
   21の、ハリーとロンが化けるシーンはおかしかったわね。
ア: 声で気づけよドラコ… 又なんかガメてやがる。 
   「新聞に載ってない。ジジイが止めた」ってんなら、4巻では野放しにしたって事か。
テ: あれはお考えがあったんでしょう?!
   「次はグレンジャーだといいな」ってドラコに言われて、ロンがムキになったのも、
   ラストへの伏線なのね。
ア: (無視)ネコになったハニー… もっとカワイイ姿を想像してたがな。
テ: 22で、なぜマートルはジニーが来ていた事を教えてくれなかったのかしら?
ア: ヴォルデモートが怖いからか、ハリーを好きなジニーに協力したくねぇからか…
   23の日付は06−23=マートルの命日か。どーでもいいが、フケすぎだぞトム・リドル。
テ: ブレザーにローブは重そうね。ダンブルドア先生、御本人が演じてるのかしら?
ア: 口パクっぽくねぇ? 100 歳で老眼鏡なしかよ。 
テ: あ、そういえばそうね。
ア: 24。あのマンドレイクを煮込んだのを、ハニーは飲んだのか…?!
   双子は、相当キツイ事ハリーに言ってんな。
テ: ロンと同じ、弟みたいに接しているからだと思うわ。
   25のファッジの嬉しそうな顔と、命令書を受け取ろうとして無視されたのが、ちょっと
   気になったわ。
ア: ルシウスはファッジに目もくれなかったよな。仲いいってバレるからか?
テ: 多分そうね。26と27は怖いから… 
ア: あの「カチャカチャ」って効果音が上手いよな。
テ: 28ね。ハニーの蝋人形、とてもよく出来ているわ。
ア: ハリー、花の水換えろよ。…それとな、ハニーは2年生だろ? 生徒が図書館で
   調べりゃわかる事が、どーして教師共にわかんねぇんだ?!
テ: 1巻でハニーが言ってたわね。優秀な魔法使いでも、論理的じゃない人がいるのよ。
   …でも、貴重な蔵書を破いていいのかしら…
ア: 非常時だし、コピー機ねぇだろ。知識は豊富でも、推理は苦手って事か。
   1はトロール、2はバジリスクにアラゴグ… 
   ホグワーツが一番安全って言ったのは誰だ?
テ: 学校にいる方が危険ね…
   29… ロンの殴り方がすごかったわね。ハニーがファンだから、ちょっと力が入ったの
   かしら?
ア: ちょっとどころか思いっきり殴ってたぜ。…1000年前にしちゃ、秘密の部屋の扉とか
   梯子とか地下道とか、ヤケに近代風だな。
   …サラザール・スリザリンってのはあんなカオか。
テ: あ、そうね。30はロックハートが逃げる所ね。
ア: 著作の数だけ『忘却術』の犠牲者… こいつ犯罪者じゃねぇの?!
テ: 確かにね…
ア: 50年前に、ヴォルデモートはどーやってここに辿り着いたんだ?
テ: …マートルが死んで、ハニーと同じように推理して…かしら?
ア: そういや、ハリーは左手で杖持ってんな。
テ: 利き手は関係ないのかしら? 31のトム・リドルは、記憶なのに鮮明すぎるわ。
ア: 杖持てたんなら、殆ど実体化してんじゃねぇの? 
   もしこのまんまだったら、ヴォルデモートはこの姿で復活してた…
   記憶で肉体も蘇る? どんな魔法だ?!
テ: …だから世界一だって自負しているのよ。ジニーが犠牲にならなくて良かったわ。
   文字のCGは、映画ならではの表現ね。
ア: バジリスクはデカいだけで、真っ先に目をやられるから、全然ハラハラしねぇな。
テ: フォークスって、もっとキラキラした美しい鳥を想像していたけど…
ア: オレも、てっきりギラギラした金色の羽で、尾が数mあると思ってたぜ。
   ハリーは毒が回ってんだろ? フツーに喋らねぇで倒れるとか、か細い声に
   なるとか、もっと演技しろよ。
テ: ジニーとのやりとりが、世間話みたいですものね(笑)
ア: 33。フォークスはどっから入ったんだ?! チラッと見えんのは、城の塔だぜ?!
テ: ロックハートの術で、校庭に亀裂が入ったんじゃないかしら?
ア: …ジジイはロックハートの性格から、こうなるってわかってたんだな。
   1と同じに「ホグワーツからいなくなって、遠隔操作で筋書き通り」…のつもり
   だろうが、オレは騙せねぇぞ。…とてつもねぇジジイの暗黒面が、又かいま見えたぜ。
テ: (何を言ってるのかしら…)
   34のダンブルドア先生の部屋のシーンで、「誠の信頼が呼び寄せた」って、
   ハリーにお礼を言っていたわね。
ア: 信じなきゃ、援軍ナシでハリー殺られてたのかよ?!
テ: まさか(笑)杖の伏線だと思うわ。
   原作だと卵大のルビーっていうから、もっと大振りの短剣を想像していたけど…
ア: 卵ったって色々あるだろ。ジジイ、血糊拭かねぇと剣錆びるぞ!   
テ: ルシウスとダンブルドア先生のやりとりだけど、吹替版の方が緊迫感が出ているわね。
ア: ジジイも1と声のトーン変えて、波○じゃねぇしな。
テ: (笑)ルシウス役の俳優さんは黒っぽい髪だから、金髪のカツラは大変だって
   言ってたけど、逆光でアップでも境目がわからないのね。
ア: もうひとつ吹替版でわかったが、ルシウスがハリーに杖向けた時に、
   「アバダ…」って言ってんだな。
テ: それって… 4巻の?!
ア: ドビーが直前に解放されなかったら、ハリーどーなってたか。
テ: …そう考えると、バジリスクのシーンより怖かったのね…
ア: オレが一番納得出来なかったのはドビーだ。
   『屋敷しもべ妖精』ってのは、主人に絶対服従だよな?
テ: ええ。お洋服をもらわない限り、解放されないのよね。
ア: ルシウスが日記を使ってヴォルデモート復活を目論んだのを知って、ドビーは
   ダーズリー家に来たんだろ?
テ: 多分そうね。
ア: で、奴隷のように扱われてた自分達を救ったハリーに恩を感じて、助けようと
   奔走した。プディングもホームもクィディッチも、方法は大間違いにしてもな。
   …どーして自分を奴隷ってヤツが、「意志」を持って「自由に行動」出来んだ?
テ: …ホグワーツで姿隠し・現しが出来るのだけがフシギだと思っていたけど…
   ドビーが特異な『屋敷しもべ妖精』じゃないかしら? 
ア: 仮にそうだとしても、4巻で…が…するような「哀れな弱者」じゃねぇって事は、
   ここで言っとくぜ。
   36。ずっとヤローばっかで、久々にハニーの笑顔を見られてウレシイぜ!
テ: あら、ジニーがいたわよ。ロンに抱きつこうとして、ためらうシーンが、
   「早めに出した」大人っぽい部分かしら?
ア: (ニラむ)37… ハグリッドがこれほど人気者だとは知らなかったぜ。
   …何涙ぐんでんだよ?!
テ: …カメラが引いてお城の外観になるなんて、予想外のラストだったわ。
ア: 駅のシーンカットする為の、苦肉の策だろ。
テ: (…ホントにもう…)
ア: オマケのロックハートだが、あの服は例の病院行きって事か。
テ: 自業自得とはいえ、映画館で素直に笑えなかったのはそのせいね。

ア: …前売り特典と先行上映見たさとはいえ、2度目は単なる確認に過ぎねぇから
   つまんねぇな。1度で充分だぜ。
テ: (苦笑)DVDだと細部までハッキリとわかるし、吹替版と比較出来るし、
   別の面白さがあるわね。
ア: だが、未公開シーンはオマケのオマケって扱いでしかねぇのが、いかにも
   ガキ向けってカンジでヤだぜ。
テ: そうね。大人のファンがいる事を、少し考慮して欲しいわね。
ア: 妙なフィギュアより、メイキングと設定資料集つけりゃいいのによ。
   インタビューも細切れ・寄せ集めで散漫だしな。
   ハリーめ、ハニーの顎さわってやがる…
テ: 字幕で何て言っているか、やっとわかったわね。微笑ましいシーンだわ(笑)
ア: 新キャラで少しは救われたがな、吹替版のトリオは相変わらずの棒読みで、
   ドヘタな学芸会レベル。声変わりしてんだから、大人の声優でいいじゃねぇか。
テ: ええ。モリー、アーサー、ロックハートやマートルも違和感がなかったけど、
   特にルシウスとトム・リドルはピッタリだったわ。
ア: …で、声優は誰か、なぜかひた隠しにすんだよな。
テ: パンフレットにもないし、検索しても一部の方しかわからないのよね。
ア: 知りたきゃ、日本語吹替版見ろって事だろ。 
テ: ちゃんと最後に出てくるけど… ここだけなんて、ホント謎だわ…