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粗筋と大雑把な感想 |
キャット(エリック)・チャントは船の事故で両親を亡くし、大好きな姉グウェン
ドリンと共に、町の好意と寄付金で、シャープと暮らす事になった。
シャープはグウェンドリンを才能のある魔女と評価し、遺品を調べ始める。
その中に3通の手紙があった。差出人はクレストマンシー…
隣人のノストラムに魔法を習い、みるみる上達したグウェンドリンは、世界の支配
者になれるかも…という野望を抱いていたが、キャットは全く魔法が使えなかった。
ノストラムはチャント=クレストマンシーの親戚ではないかと言い、グウェンドリ
ンが問い合わせる手紙を書く。
数日後、一人で帰宅したキャットは、部屋にいた着飾った男に驚く。
男はクレストマンシーと名乗り、2人を自分の城へ引き取ると言う。
期待を裏切られて怒るグウェンドリンと、2人の従兄弟(姉ジュリアと弟ロジャー)
は、朝食時に魔法を使ったケンカとなり、それをクレストマンシーにとがめられる。
グウェンドリンは、自分を冷遇するクレストマンシーを敵視し、魔法で次々とイタ
ズラをし始め、強力な魔法に必要な、ドラゴンの血を調達しようとしていた…
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シリーズとしては、これが一番最初になるんですね。
『魔女集会通り26番地』(偕成社・絶版)の改訂版だそうです。
グウェンドリン(言い辛い名前…)の傲慢さも、最初は痛快な気すらしたのですが、
キャットがなぜ慕うのか、どうしてもわかりませんでした。
クレストマンシー夫人は、やっぱりあの人でしたね。…でも、性格がまるで別人で
ビックリ。…何があったんでしょうか?(笑)
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