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粗筋と大雑把な感想

                        
   ヘザーは、12世紀初めに建設されたメイン館で、管理人の両親と暮らしていた。
  夏のある日、見物客に悩まされずに済む古い塔へ…と、お昼を用意したが、時間
  を間違え、そこへ行けなくなってしまう。
   仕方なくもうひとつの場所、館の外れにある築山へ向かう。
  そこは『いたずらロバート』と呼ばれた魔法使いのお墓だった。頂上に座った
  ヘザーは、イライラするあまり、偶然ロバートを呼び出してしまうが…

                      
   ジョーンズさんの2作目だそうです。
    ロバートは性格のいいハウル(笑)みたいで、短編でもキャラがしっかりしてま
    す。
  他の作品(文庫本以外)は小学校高学年からとなっていて、読み応えがあります
  が、この作品は起承転結の承にさしかかる部分で終わりなので、15分ほどで読め、
  あっけないです。装丁も挿絵も子供向けです。
    …長さの制約があったのかもしれません。