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粗筋と大雑把な感想

                        
     1939-09 、第二次世界大戦が勃発し、ヴィヴィアンは親戚のマーティを頼り、
   ロンドンから列車で疎開して来た。
   だが、ヴィヴィアンの前に現れたのは、ジョナサンとサムと名乗る少年だった。
   2人はヴィヴィアンを『時の奥方』と勘違いし、時の流れから切り離された
   『時の町』に連れて来る。
    ヴィヴィアンは人違いだと訴えるが、歴史が狂うからと戻れず、仕方なく
   ジョナサンのいとことして、そこで暮らす事になる。
   他の世紀を管理する『時の町』の『時の奥方』…ジョナサンの叔母は今二十番
   世紀にいて、『歴史』を混乱させているらしい。
    『時の町』を支える『極』=それぞれ違う時代にある金・銀・鉄・鉛の器が
   ここに揃うと、『時の町の終わり』が訪れる…
    ヴィヴィアンとジョナサン達はアンドロイドのエリオの助けを借り、『時の
   奥方』の行方を突き止め、野望を阻止しようとするが…

                      
     歴史を世紀毎に管理する『時の町』の設定が面白かったですが、通常の倍位
   の地名や人名… 説明だけで埋まっていたページもありました。
   ストーリーを楽しむ余裕がない上に、受け身のヴィヴィアンをはじめ、どの
   キャラにもなじめず、読後はとても疲れました。
   もう一度この世界を旅したいとは…… 思いません(笑)