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   DVD6の感想・謎のプリンス|2010-01-17|             

テ: 前回と同じ、チャプターごとの感想にしましょうか。
ア: ……っタリィ。見終わるのに4回位かかったぜ。
   総評でいいだろ。   
テ: 今まで通りにしなくてはダメよ!! もう一度、今度は日本語版で見るわよ!
ア: …………年始早々どんな苦行だ?!………
テ: 1ね。フラッシュを浴びるハリーとダンブルドア先生。
ア: タイトル後の、ありゃマグルの英国か?
テ: そうね。予告編で見た場面だわ。
ア: マグルに『闇の印』の意味がわかるわけねーだろ。
   なんかショボいビルと橋だな。街全体も煤けてるしよ。
   箒ナシで空飛べんのか?!
テ: みたいね(苦笑)
ア: で、この騒動はそれっきりで、人間界と『魔法省』の接触もなし。
   シリウスが死んで、気を紛らわす為に鉄道旅行で逆ナンか?!
   ハリーの変化ってのはこういうんじゃねぇだろ。オレが女史ならキレるぞ。
テ: 私も要らないエピソードだと思うわ。
   じゃあ2ね。ホラス登場よ。
ア: トドだったかアザラシだったかに似てんだよな?
テ: セイウチよ。
ア: どーでもいいキャラだな。
   逃げてる筈なのに住所がわかってて、ジジイが尋ねてく。しかもマグルの家。
テ: …そんな設定だったかしら?
   3。いきなりロンのおうちね。
ア: ジニーすっげー棒読み。モリーはいいな。
   ハニーはカワイイが、声は相変わらず酷ぇな……  
   4。スネイプの家か。
テ: スネイプ先生、少し若返ったみたいで嬉しいわ。
   ナルシッサは、声も女優さんもイメージ通りね。
ア: 姉妹には見えねぇがな。ベラトリックスの声は下品っつーよりババアだし…
   「わたくし、よろけてしまって…」「いけません奥さん」
   原作のメロドラマはねぇのか。
テ: そんなやりとりはないでしょう?!
   …5。双子のお店と、ボージン・アンド・バークスね。
ア: 暗すぎて何が何だかわかんねぇよ。
      成績表や監督生なんたらのふくろう便はカットすんな。
   原作知らねぇと、マクゴナガルのセリフが理解出来ねぇだろ?!
   ハニーのエピソードまで削りやがって……
テ: (苦笑)6ね。ホグワーツ特急って、新型になったのかしら?
ア: コンパートメントもだが、普通席みてぇなとこにドラコがいるってのも不自然だな。
   ルーナカワイイな。
テ: ホントね。ドラコが急に大人びて見えるわ。
ア: ハリーが俺様とドラコの関係を疑ってんのに、ハニーとロンは信じねぇんだったか。
   いきなりこいつが強くなるってのはなぜか、とうとう原作でも判明しなかったな。
テ: そうね。『闇の印』で力を授かるみたいなものかと思っていたわ。
   7ね。…あら? ドラコの術から解放するのはルーナになっているわ。
ア: 出番が増えたから別にいいが、スネイプの待ち伏せもイヤミも全部カットだな。
テ: 入れて欲しかったわ……
   ロンが食べているのは何かしら?
ア: 見た目だとゼリーか? 不味そうだな。
   ハリーが来ねぇってのに、ホントよく食ってられんな、こいつ……
テ: (苦笑)食事が終わってから、ホラスの紹介なのね。
ア: こいつの声の方がジジイのイメージだな。
   8。まーたマクゴナガルのハリー贔屓か。
   ハリーが『闇祓い』目指すってのは、大切な進路決定だろうに…
   こういう描写が全然ねぇから薄っぺらいんだよ。
テ: ハリーの悲しみや決意みたいな、感情の変化もわからないものね。
   『魔法薬学』で、謎のプリンスの教科書を手にするシーンね。
   ここは良かったわ。
ア: 教科書通りに調合して、今まで1人しか成功しなかった?!
   そんな内容でいいのかよ?!
テ: 流石のハニーも、映画1の初授業は覚えていなかったのね(苦笑)
   9はトム・リドルの過去よ。
ア: 可愛げのねぇガキだな。すっげー棒読み………
テ: 10はクゥイディッチの新選手選考だけど…
ア: 飛ばせ。なんかジニーがババアになったな。
   映画じゃ「半純血のプリンス」か。
テ: 原作の内容からすると、やっぱりそう訳すべきよね。
ア: タイトルが『混血→謎のプリンス』… 謎はねぇだろ。
   マグルの日本語版タイトルは大失敗だったな。
テ: 11。早々とホラスを呼んだ目的がはっきりして、ハリーが何とかして聞き出そうと
   するシーンね。
ア: 妹が他の男とイチャイチャってのは、やっぱ許せねぇもんなのか?
   てめーは好き勝手やってんのによ。
テ: ハリーの事を思って…ではないわね(苦笑)
   ケイティと一緒にいるのはチョウかしら?
ア: か? 紙で出来てるみてぇな、ぺらんぺらんなネックレスだな。
   ここでスネイプのイヤミか。
テ: ハリーの言っている事は結果的に正しかったけれど、疑うのは確かに良くないわね。
   イヤミというより、やんわりとたしなめているように見えるのは、映画のスネイプ
   先生だからかしら。
ア: 12。お気に入りのコレクションと夕食会。ジジイの友達ってのは俗物だらけだな。
テ: 砂時計は映画オリジナルの設定なのね。
ア: 13。『幸運の液体』… ルーナは鋭いな(苦笑)
   奇抜な筈のライオンが、何だか似合っててカワイイってのは誤算っつーか…
   あの女がラベンダーだって、ハッキリわかるセリフは後ってのはどーにかしろよ。
テ: ロンのどこが良かったとか、いつから惹かれていたとか、伏線が一切ないものね。
   だから14が唐突に思えるわ。
ア: 15。しゅんとなっているハニーを慰めるハリーか。
テ: 男女の友情は難しいって言うけど、この二人はとてもいいわね。
ア: 友情ってより姉弟っつーか… ハニーのどこが気に入らねぇんだ?!
   こんだけアプローチしてんのにデレデレしやがって……
テ: 意識はしていると思うわよ。ずっと友達だから、女性として見ていないのかもね。
   ロミルダ・ベインって、オリキャラかしら?
ア: こいつ、ワンシーンでセリフもねぇクセに、特典映像でインタビューに出てやがんの。
   事務所の力か?!
テ: カードの中にもいたわよ(笑)
ア: 「選ばれし者」だからとヘラヘラ笑うハリー。目立つ=モテるとでも言いてぇのか?!
テ: ハニーにぶたれるのも、浮ついているから窘めたという描写にしか見えないわ。
   ハリーはそういう性格ではないのにね。
ア: あの程度で痛ぇなんてヤワだな。
テ: (苦笑)16。ルーナのドレスが普通だわ。
   ハニーのドレスはどう? シルクだと思うけど、膝丈の可愛らしいデザインね。
   髪型はいつもとそれほど変わらないのは、お洒落する気にならなかったからかもね。
ア: 何着ても似合うが、体型がな… 寂しいっつーか…
テ: エマちゃんスリムだものね(苦笑)
   スネイプ先生……
ア: 原作でも気になったけどよ、スネイプは保身でドラコを説得してたんじゃねぇんだよな?
テ: 原作7で判明するように、曖昧にしておいたのかしら?
ア: 17。クリスマス休暇で隠れ穴へか。
   …何度も言ってるが、映画のルーピンは原作のイメージと全然違うな。
テ: 満月が近いからでしょう。アーサーはそのままだけど…
ア: ドラコがこっそり魔法の練習してた。ボージン以下略にはキャビネットがそのまま。
   原作じゃ巧妙な伏線が、これじゃ台無しだぜ。
テ: トンクスの存在感が薄いわね。ルーピン先生との仲がどうなっているのかも
   わかりづらいし…
ア: 前回のラストで、告白シーンがなかったからな。映画では単なるサブキャラなんだろ。
   ベラトリックス襲撃で隠れ穴全焼。7どーすんだ?!
テ: 出てこないって事かしら? 
ア: ってーと、「わたーし」とビルの結婚式もナシか。
テ: 18は、学校に戻ったハリーが又過去へ行くシーンね。
ア: 映画2の社会人みてぇなのとは別の俳優か。子役によく似てんな。
テ: ここでセリフが聞き取れなかったのかと思って、見返したのよね。
ア: ハリーの役目はホラスに取り入り、肝心な記憶を引き出す事。
   「半純血のプリンス」の謎はどーなってんだ?!
テ: そういえばあれきりね。スネイプ先生のお母さんってエピソードは出さないのね…
ア: ロミルダの贈り物を食ったロンが、解毒剤で死にかけるシーンか。
   どこまで食い意地張ってんだよ。6年って事は16… 高一でこれかよ?! 
テ: (笑)19。死にかけたロンを巡り、ハニーとラベンダーが険悪になるのね。
ア: ウォンウォンって… バカかこの女?!
テ: 愛称ではないの? 
ア: 20。ドラコの目的がはっきりわかりすぎるシーン……
テ: 教えているのはベラトリックスだったわよね?
   私、てっきりドラコがこれを使って、ボージン・アンド・バークスへ行っているのかと
   思っていたわ。
ア: これでホグワーツに入り込むのはドラコじゃねぇんだろ?
   鳥で練習してたのはなぜだ?
テ: 映画の印象だと、ホグワーツ側… 出口を開けて、あちらと繋げておくみたいな
   カンジだわ。
ア: 上手く繋がらねぇと死ぬって事か? 
   どっちにせよ、ドラコが練習ってのはわかんねぇな。
   それ+、ジジイにあれこれ贈って殺そうとしてんだろ?
テ: ルシウスの事があったにせよ、ドラコには相当な重荷でしょうね。
   21。教科書の呪文をドラコに対して使って、重傷を負わせてしまう…
ア: 「これが後で出てきますよ〜 覚えておいてね〜」ってバカにした見せ方、
   どーにかなんねぇのか?!
   ジニーとハリーのイチャイチャより、スネイプの「教科書を持ってきたまえ」の
   エピソード入れろよ。   
テ: ホントね。…見たかったわ…
ア: 22。やーっと『幸運の液体』を使えばいいって気づくのか。おせーぞ。
テ: やけにハリーが御機嫌ね(笑)
ア: 23。ハグリッドん家で、秘密を聞き出すシーンか。
テ: 映画2のアラゴグが死んだのね…
   24… 『分霊箱』の説明ね。
   ……変だと思わない? ダンブルドア先生は「トム・リドルが『分霊箱』を作った」事を
   知りたかったんでしょう?
ア: だが、既に『分霊箱』破壊の旅を毎年やってたんだよな。映画じゃわかんねぇが…
   どういう事だ?! 性格から作りそうって判断したのか?
テ: もしかしたら、全部でいくつあるのか知りたかったのかしら? 
ア: なるほどな。ここじゃそういう事にしとくか。
   25。文句を言うスネイプと、やっとジジイと洞窟へゴー!だな。
   又増築してやがる……
テ: (笑)校内のシーンは変化がないから、新しい舞台を作りたかったんじゃないかしら?
ア: 築1000年の城に、金属製の螺旋階段風スロープがあんのか?!
テ: 映画2で、金属製の扉の『秘密の部屋』が出てきたじゃないの(笑)
ア: 26。ジジイが毒を飲み干すシーンか。
   「これを飲むとこうなる」。何で事前にわかるんだ?!
テ: ダンブルドア先生だからでしょう? セットが原作の雰囲気通りだわ。
ア: 錯乱した筈のジジイが、なぜかピンチを察して炎で容赦なく焼き殺す。
   …わぁ〜スゴいCGだなぁ。今までずーっと暗かったから、明順応って言うのかな、
   僕眩しくって驚いちゃったよー! この映画で一番ハッキリ見えるシーンだね!
テ: …青筋立っているわよ…
   27。ベラトリックスがキャビネットに手をかけて、ドラコが目覚める……
ア: 原作じゃ、学校に戻って更にピンチで、読んでて面白かったクライマックスの筈が、
   何だこりゃ?! 校内に敵が侵入しねぇように、5から警戒してたってのに…
   一番不可解なのは、なぜ『必要の部屋』にキャビネットの片方があったか?だな。
テ: 願えば何でも揃う…のかしら?
   『闇祓い』やルーピン先生達も出てこないから、緊迫感も盛り上がりもないわね。
ア: あの呪文をドラコに使った・ハリーがやけに成績がいい、だからてめーの教科書を
   ハリーが使ってた…… スゲぇな、ムリがありすぎるぜ(笑)
テ: スネイプ先生のエピソードは、もっと多かった筈なのに……
ア: 少なくとも、「プリンスってのは王子じゃねぇ、名字」ってのがキモだろ。
   タイトル無視かよ。
テ: 28。ハリーがスネイプ先生を追い詰めるシーンね。
ア: 『闇の印』が今頃…… で、生徒達がダンブルドアの死を悟って杖を上に……
テ: 原作にはなかったわね。
ア: 「生徒が結集すると」って7伏線……のわきゃねぇな。
テ: (苦笑)29は、校長室でのマクゴナガル先生とのやりとりね。
ア: 校長が死んでも、教師や生徒達の描写はナシかよ?! 
   ハリーはジジイにとって「大切な存在」……… そういう意味か。
テ: 違うわよ!
   命がけで取ったペンダントの中の羊皮紙のエピソードが、ここで出てくるのね。
ア: 入れりゃいいってもんじゃねぇだろ。
   RABってのがアレだって判明したのは、原作6直後に出た女史公認サイトの
   リークなんだよな。
テ: あの時は早々と知ってしまって、複雑な気持ちになったわよね(笑)
ア: フォークスが随分デケェな。どーせなら、ギラギラ金粉でもまきゃいいのによ。
テ: 忘れずに入れただけでも良かったじゃないの。
   3人で一緒に行く決意をするのね。
ア: ロンの戻るとこねぇし、悲壮感も何も伝わって来ねぇから、決意ってイメージじゃねぇな。 

テ: 一応、ディスク2の方も…
   内容はキャスト達による現場レポート、1分でキャラを語る、ローリングさんの1年、
   ハリー達への質問…ドラコが質問して、トリオや他のキャラが答えるのね。
   後はマグルの米国に出来るテーマパークと、未公開シーンよ。
ア: 「ダンブルドアはゲイ」。お子様向けFTでこれはキッツイだろ。
   俺様やスネイプ、シリウスやハリー達への想いが「そうだったのか」になったぜ。
   テーマは「愛」。なるほど、女史スゲェな。
テ: そこだけを強調するのはね…(苦笑)
ア: ゲイだろうが何だろうがどうこう言うつもりはねぇし、ジジイがそれで自滅したんなら
   本望だろ。
   現場レポートで、ハリーが編集んとこ行ってたが…
   いつもブチブチ切りまくってんのはお前か?!
テ: (苦笑)一応、他の人の意見も聞いて、最終的に編集するんでしょう?
   …未公開シーンは?
ア: ゴミを入れんな。
   …キャビネットのエピソードだけ、何でこんなに執拗に撮ってんだか。
   未公開=ボツって事は、スタッフにマトモなヤツがいたのか?
テ: …総評ね。
ア: この監督と散々酷評してきた脚本で予想はついたんで、映画館に行く気になれなかったが、
   行かなくて良かったぜ。ここまで酷いとはな。予告編以外の見所はねぇ、すっげー駄作。
   加工しすぎで画面が褪色したみてぇに暗く、何やってんのかわかんねぇシーンだらけ。
テ: パンフを買うのを忘れてしまったわね(苦笑)
ア: 原作の、ジジイが死んで更にペンダントが…って二重に驚ける筈の流れもぶった切り、
   見ていてハラハラするシーンも皆無。これじゃ原作改悪どころじゃねぇ、破壊だろ。
テ: タイトルが重要な意味を持つし、6と7で前後編って構成なのにね…
ア: 女史が脚本書きゃいいじゃねぇか。
   終わりよければ全て良しだろ。
テ: とか言って、原作7解読後に怒っていたじゃないの……
ア: 謎だらけで、不満しか残らねぇ終わり方だったからな。
   …って事で、この監督に脚本、伏線無視しまくりのスッカスカじゃ、どう考えても
   今回以上に悲惨だな。映画館じゃ観ねぇぞ。
テ: 02−26までの期間限定で、本編のデジタルコピー(サイトからダウンロード)が出来るわ。
   見てみたけど…
ア: 吹替版で予告編(小)位のと、ケータイ程度の小っせーヤツの2種類な。
   wmv …これどーすんだ?! 
テ: 一応保存しておきましょうか(苦笑)