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   DVD7の感想・死の秘宝 PART 2|2011-12-04|             

テ: 今回はDVD+BDの4枚組を買ったの。
ア: BD全巻セットにしてやろうかと思ったが、どーせ安くなるしな。
テ: ミニファイルとフィルムが特典なのね。
   …………(開封)
ア: チッ、ドラコかよ。
   フィルムは… ハリーが向かって右向いてる横顔で、「リーマスは息子が」のシーンか。
テ: …スネイプ先生だった人がうらやましいわ…
ア: 全11種類でトリオ、ドラコ、ネビル、スネイプ、ルーピンとトンクス、俺様、
      フリットウィック、ベラトリックス、ゴブリン……
   ひっでぇチョイス。ゴブリンなんか誰得だっつーの!
テ: …ルーナや双子はいないのね…
ア: ま、カスでなくて良かったじゃねぇか。
テ: そうね(苦笑)
ア: のっけから女史が出てきたんで「?!」。CMかよ?!
   …飛ばして本編な。いきなりスネイプか。
テ: どこに立ってらっしゃるのかしら…?
ア: 思い詰めたカオしてんな。
   今まで感情を表に出さなかったが、ここへきてこういう変化ってのは暗示っつーか…
テ: (うつむく)
   …学校が『吸魂鬼』に取り囲まれて、重苦しい空気が漂ってるわね。
ア: 学校激ヤバってわかってんのに、生徒がこんだけ集まるもんか?!
テ: 疎開といっても、どこへ逃げればいいの?
   『魔法省』も支配されていて、マグルの世界も危ないのよ。
ア: マグルの英国以外なら大丈夫だろ。
   自宅と学校、死ぬ確率で言えば後者が遙かに高ぇぞ。
テ: ドビーのお墓… 美しい所に眠っているのね。
ア: ビルとフラーは出番があるが、ルーピン達は冷遇されてんな。
テ: ホントね。子供が生まれるという報告も、結局させてもらえなかったし…
ア: ゴブリンには、グリフィンドールの剣が本物ってわかるのか。
   「スネイプが牡鹿の守護霊でハリーを助けた」って説明だな。
   もう隠す必要はねぇ…か。
テ: 今までの隠れ家と違って、窓のデザインとか雰囲気が開放的で可愛いわね。
ア: ルーナのフシギちゃんっぷりもすっかり定着してんな。
   オリバンダーも第1作とこれに出られて、良かったんじゃねぇ?
テ: ホントね。
   ハニーがベラトリックスの髪を持っただけで、何をするのかわかるわね。
ア: だから用意するシーンをカットしたんだろ。ラストで要領わかってどーすんだか。
   遅ぇよ。
テ: (笑)ハニーの衣装はフラーのだったのね。
ア: 可愛いがサイズが合ってねぇ… 変身するからいいのか。
テ: そうね。ロンがシリウスみたいでドキッとしたわ。
ア: フケ顔だからだろ。こっから先は畳みかけるカンジだな。
テ: 透明マントも大活躍ね。
ア: ベラトリックスの杖持ってんなら、それ使えば良かったのに不自然だな。
テ: 地下は広大で、ジェットコースターみたいな早さで恐いわ…
ア: 第1作目はトロッコみてぇだったのに、いつ改造したんだ?!
   マグルの警備員みてぇな制服着てるヤツら、世界観にそぐわねぇし要らねぇだろ。
テ: 折角ゴブリンの熱演があるのにね。
   ドラゴンは原作と違ってカッコいいわね。
ア: 適当な訳がねぇにしたって、原作の「鳴子」って表現は酷ぇな。
テ: 確かにその通りなんだけど… ゴブリンはやっぱりゴブリンなのね。
ア: ハリーがドビーを埋葬した事は、褒めてんじゃねぇ、「理解出来ねぇ」って意味か。
   善意や思いやりってのを、てめーの物差しで測ると命取りになるな。
   こういう設定、オレはいいと思うぜ。
テ: みんなわかり合えるというのは理想ではあるけれど、やはり難しいのね…
ア: 又ずぶ濡れかよ。
   『分霊箱』一つ壊す度に、俺様との距離が縮まるってか?
テ: 魂がどんどん失われてゆくからかしら?
   あら?! アバーフォースが出てきたわよ。
ア: ジジイに似てんなと思ったら、メイクで似せてんのな。
テ: ダンブルドア先生より、ガンダルフみたいね(笑)
ア: ミバじゃねぇ? FTのジジイは、長髪で髭生やしてんのばっかだろ。
   シリウスの鏡がここで出てくるとはな。
テ: 妹は肖像画の中で生きているのね。
   ネビルとの再会… 身長がぐんと伸びて、第1作目の頃の面影が全然ないわね(苦笑)
ア: 『必要の部屋』がアジトか。ラジオ放送のカットは良かったぜ。
テ: スネイプ先生だわ!
ア: 原作だと捻くれ者でヤな悪役だが、映画版は全然違うな。
   理性的で、本心を気取られねぇようにクールに振る舞ってても、イザとなるとボロが出る。
テ: ボロは酷いわ! …映画3で3人を庇ったのも、そういう気持ちの表れなのね。
ア: マクゴナガルやるじゃねぇか(笑)
テ: スリザリン生を隔離したり、爆破する許可を出したりね(笑)
ア: ルーナのお陰で、レイブンクローのレディと会えたが…
   ジジイの妹といいこいつといい、この映画のこの年代の女って似たタイプじゃねぇ?
テ: そういえばそうね。
ア: 又こいつかよ… ネビルが挑発とはビックリだぜ。
テ: 秘密の部屋の扉の前も、違うデザインね(苦笑)
   …ええと…(チラッ)
ア: オレは何も見てねぇぞ!(怒)
   ハリーが『分霊箱』探してるってわかってんのに、破壊するまで放っといて自滅まっしぐらの
   俺様。アホか?!
   マグルの英国のFTのキャラは、マヌケなヤツってのもお約束か?!
テ: (笑)
   ブーツ、今度は滑らないみたいね。
ア: セリフもあったな。やっぱ事務所の力だな。
テ: いよいよ総攻撃ね…
   ネビルはルーナの事が好きなのね。
ア: ルーナはロンが好きだったよな。結局違うヤツと結婚してんのはそのせいか?
   マクゴナガル…
テ: お茶目ね(笑)
   『必要の部屋』のセットは、本当に造ってあるのね。
ア: 『魔法省』の水晶玉みてぇに、CGで済んだろうに。
   それとも、元々あるセット積む方が安上がりだからか?
テ: 多分、CGで作る方が大変なのよ。
ア: ドラコは善と悪を行ったり来たり。コウモリかてめぇは?!
   腰巾着の片割れ、確か別のヤツに変わったんだよな。
テ: ええ。消せない炎って恐いわね…
   バジリスクの牙でティアラ破壊ね。
ア: ルシウスもビビってんな。息子と違い、決して善にならねぇってとこはブレねぇが…
   セットが全然違うが、『叫びの屋敷』だよな?
テ: …………
ア: ナギニに喉元食いちぎられるのかと思ったが、即死じゃマズイか。
   スネイプに対して複雑な思いを持ってたハリーだが、看取ってやったんだな。
   「リリーの目」… ここで初めて本心を見せる。上手いな。
テ: ……………………(涙ぐむ)
ア: (ウゼぇな…)トリオが城に戻り、フレッドとルーピン、トンクスの死。
   ルーピンとトンクスはメインキャラに近い存在だったが、活躍するシーンもセリフも
   なしってのは、あんまりじゃねぇ?
テ: …そうね。息子さんの誕生を祝うシーンは、入れて欲しかったわ。
ア: ジジイの部屋は、真っ先に破壊されそうな塔の先端なのに無傷。
   マグルの日本国の、某アニメの艦長室並の強度だな。
テ: …『憂いの篩』が、可動式の水盆になっているわ。
ア: 意味ねぇだろ。どっか変えなきゃ気が済まねぇのか?!
   イヤミ言ってるガキがペチュニアか。
   リリーとスネイプの子役、可愛いじゃねぇか。
   手ぇ繋いで寝っ転がって、葉を蝶みてぇに羽ばたかせてんな。
   この頃が一番幸せだったんだろうな。
テ: …意地悪なジェームズを睨むリリー、その次が大人になって踊るシーン…
ア: 飛んでんのは、その間の思い出っつーか記憶がねぇんだな。
   未だにジェームズとリリーが結婚したってのが理解出来ねぇぜ。
   ルーピンけしかけて、スネイプ殺そうとしたんだろ?
   こんなヤツに惚れるもんか?!
テ: そうだったわね。若気の至りでは済まないわ。
   あなたの仮説だと、「ジェームズが惚れ薬を使った」…
   そう考えるとうなずけるわね。
ア: みっともねぇとこ助けられ、多分本心じゃねぇと思うが「穢れた血」って言われ、
   リリーはスネイプと絶交もな。
   子役が可愛いんで、ミバでジェームズになびいたってのも説得力ねぇし。
   20位の割には、ジェームズもリリーもフケすぎだろ。
テ: ジェームズが良き父親だというのが、そう思えなくなってしまったわ。
ア: ジジイもオレの言った通り真っ黒じゃねぇか。
   ハリーをわざと危険な目に遭わせてきたのも、俺様とバトるまでは死なねぇって
   わかってたからだろ。
テ: スネイプ先生の本心を知っていて、シリウスの間違いを正せなかったのも酷いわね。
ア: 今頃になってやっとかよ?!(笑)遅ぇな。
   スニッチオープン…… これが『蘇りの石』か。
   ……「杖」「石」「透明マント」……
   一時全部手にしたジジイなら、ヴォルデモート倒せたんじゃねぇ?
テ: 予言ではハリーかネビルなんでしょう?
   ダンブルドア先生が出来るのなら、とっくにそうしていた筈よ。
   でも、毎年『分霊箱』を探していたエピソードの設定も、曖昧なままだったわね。
ア: 「ずっと側にいた、いる…」
   ハリーはあっち行った方が幸せだろ。
テ: そういえば、シリウスの『魔法省』のシーンも謎ね。
ア: 魔法界のあの世とこの世って境界が、マグルと違うんだろ。
   あの辺りも、原作でキッチリ描写してくれりゃ良かったのにな。
   『禁じられた森』で俺様に殺され… 死んだ事で魂を切り離し、意志で戻ったか。
テ: 側にいてくれるから、石も必要ないし、ハリーにとっては当然の選択なのね。
ア: ナルシッサの白髪、海原雄山みてぇ。   
テ: (笑)…ドラコを助けたハリーを… 彼女はただ息子を護りたいだけなのね。
ア: ルシウスの手を拒絶で、ある意味独立出来たんじゃねぇの。
   ネビルカッコイイじゃねぇか。
   組分け帽子拾った時点で、剣出すかと思ったら出たな。
テ: …ハリー生還で、いよいよクライマックスね。
   なくて良かったわ……
ア: 原作の暴露シーンか? 
   公衆の面前で「スネイプは母が好きだったんだー」ってやられたらたまんねぇよな(笑)
   モリーもスゲェな。「母は強し」か。アーサーいたのかよ?!
テ: そういえば、チャーリーとパーシーもわからなかったわね(笑) 
   …ナギニがネビルに切られたのに、なぜ生きていられるのかしら?!
ア: てめぇ自身の、最後の一つだろ。
   …俺様粉々。ホグワーツが思いっきり汚染されそうだな。
   やれやれ、やっと終わりか。  
テ: ルーナとネビル、いい雰囲気なのにね。
   トリオがお互いに駆け寄るのかと思ったわ。
ア: 疲れたんだろ。
   …俺様の勘違いでスネイプ死に損。
テ: …………
ア: 「私達」って一緒にすんなよ(怒)
   アーサーみてぇに、しっかりモンのハニーがいりゃ大丈夫ってか。
   杖バッキリよりも、原作の方が良かったのにな。
テ: ちゃんとお墓に戻す方がいいわね。
   …19年後… 考えてみたら、随分後ね。
ア: その間何があったかは不明。
   ハリー36歳…… 違和感ねぇーーーー! 
   オッサンっぷりが、これ程しっくりくるのもスゲェな。   
   長男のジェームズが2つ上位か?
テ: カールした黒髪の子ね。
   弟のアルバスが今年入学… 11歳ね。
ア: で、妹のリリーが9歳。
   ハニーの長女ローズがアルバスとタメで11歳、弟ヒューゴがリリー位か?
   随分とまぁ、トリオは計画的に子づ…
テ: (キッと睨む)ドラコもいたわね。
   息子はスコーピウス、アルバスとローズと同い年ね。
ア: ビクトワールが従姉って事は、多分ビルとフラーの娘だな。
テ: テディはルーピンの息子で、ハリーが親代わりなのね。
ア: なんで一々書いてるかってぇと、原作読み返すの面倒なんだよ。
テ: (笑)子役を見ていると、この続きが作れそうね。
ア: 『アルバス・ポッターと蘇りの石』……
   「何だろうこれ…?」偶然拾った石、家にある透明マント、そして杖……
   原作通りなら、ダークサイドに落ちてく主人公と、かつての主人公のバトルになるぜ。
テ: (笑)将来、続きがあるかもしれないんですって。
ア: 魔法の力でマグルの世界を… 野心家のマグルが敵役とかな。
   いくらだって浮かぶだろ。
   …あ、マグルの日本国のクゥィディッチチームの『豊橋天狗』、出してくんねぇかな。
テ: (笑)


テ: 総評ね。
   …正直に言ってしまうと、これで終わりという実感が全然湧かなかったわ。
ア: フツーの1本で完結の映画みてぇだったな。
   前後編に分けて、いつもよりはマシな脚本とはいえ、原作知らねぇヤツは置いてきぼり。
テ: 原作を読んでも、謎が残ったものね。
ア: ある程度は仕方ねぇが、城がどんどん増築されたり、ハグリッドの小屋や叫びの屋敷の
   ミバや位置、ああいうのは踏襲すべきだろ。
   一番許せねぇのは、制服を替えやがった第3作目の監督だな。
   余計な事しやがって…
テ: もし、あの鮮やかな制服だったら、印象は随分違っていたわね。
   魔法界独特のコスチュームも、この頃から随分とマグルみたいになってしまったし…
ア: ホグワーツに行かずに逃げ回ってるって設定で、制服姿がねぇのもな。
   トリオがリアルタイムで成長すんのと共に、全編通して出たってのは良かったんじゃねぇ?
テ: 途中交代かって、何度か噂があったものね。
ア: セドリックやアンブリッジみてぇなミスキャストはあったが、大人キャラも大体イメージ通り。
テ: スネイプ先生は見事だったわ。
ア: ジジイが替わったのは惜しいな。
   小道具やセットなんかは、予算潤沢だからか、リアルで見応えあったな。
テ: ええ。『世界展』に何度か行ったけど、本当に良く出来ていたわ。
ア: グリフィンドールの剣とかな。
テ: 原作と映画は別物、それぞれの良さがあると思えば…
ア: 映画のお陰で、原作読んでてもシーンが浮かんだりしたからな。
テ: 原作7が出た後、ファンサイトでローリングさんとチャットの企画があったの。
   ファンの質問に答えていたけど、その中で私も知りたかった、その答えがね…
ア: 何だ?
テ: スネイプ先生は校長になったでしょう?
   だから、亡くなっても肖像画の中で生きていられると、きっとハリーとの再会があると
   思ったの。
   「初めて微笑んだ」って描写を期待していたのに、原作になかったのよ。
ア: で?
テ: 「亡くなる前に校長を辞めていたから」…ですって。酷いわ…
ア: ハリーが看取った時点で、もう役割は終わったからいいじゃねぇか。
   肖像画の中に生きるってのは、こいつの性格上絶対回避すんだろ。
テ: …そうかもしれないわね。
   ハリーが息子に名付けた事で、ちゃんと想いは伝わったんですもの…
ア: 1、2、4は80点以上。3と5は20点以下、6−7は…… ま、60点位か。
   脚本と編集さえ良けりゃもっといいもんが出来ただろうに、勿体ねぇな。
テ: 寂しさとか、達成感は?
ア: ねぇよ。ここを続けたって意味ならあるがな。
テ: (苦笑)吹替版はどうするの?
ア: 見るまでもねぇだろ。


テ: 今回、DVDとBDの特典の違いは一つ、BDだけにある「ハリーとローリングさんの対談」ね。
ア: ロン殺す予定だったのかよ。
   シリウス殺した時は泣いてた女史が、あっけらかんと「ルーピンは生き残る予定だったけど、やっぱり
   殺しちゃったわ」とか言ってんのに驚いたぜ。
テ: キャラへの思い入れの違いなのかしら…
ア: ダンブルドアがゲイってのは、もう出たネタだろ。
   30分強だが、内容的には既出ってのばっかだな。
テ: そうね。ダニエル君が謙虚でマイペースで、第1作目の頃と全然変わらないのは、何だか安心したわ。     
ア: オレが一番驚いたのは、女史が飲んでたコップを足下に置いた事だな。
   飲み終わったヤツじゃねぇ、茶筒みてぇな大きさのを何度も飲んでは置き……
   きったねぇだろ!!
テ: ダニエル君は、ソファの隣のサイドテーブルに置いていたのにね(苦笑)
ア: ソファが邪魔で、かなり持ち上げてたな。セッティングしたヤツの配慮がなさすぎだろ。
   対談もんの時は、目の前にテーブル置いとけよ。
テ: (苦笑)あ、そうだわ。
   機械翻訳で不正確な意訳だけど、2007年のローリングさんのチャットでわかった事を書いておくわね。
   

   :トリオやジニー他は、魔法界再建に重要な役を演じる。
   :マルフォイ家は、ハリーを助けた事で罪を(アズカバン行きを)逃れた。
   :屋敷しもべ妖精のウィンキーは、ホグワーツの最後の戦いで『デス・イーター』を攻撃した。
   :ハーマイオニーは、純血びいきの法律の根絶を確実にした部門に移った。
   :ルーピンとトンクスの息子テディは、アンドロメダと同居。
   :キングスリーは、『魔法省』の永久的な大臣となり、ハリーが『闇祓い』を率いる事を望み、
    ハリーはそうした。
   :ロンはジョージと共に店の経営に参加、それは大規模で繁盛するようになった。
   :ピーブスと血まみれ男爵の話は結びつかない。
    彼はずっと前にホグワーツに入った混乱の精神で、根絶させるのは困難。
   :ルーナは、特別研究員自然主義者で素晴らしいNewtの孫息子の Scamanderと結婚。
   :アンブリッジにとって、スリザリンのロケットはむしろ彼女の助けになった。
   :パーシーは、キングスリーの部下で高い地位の当局者。
   :アズカバンでは『デス・イーター』を使わぬよう、キングスリーが取り計らう。
    ダンブルドアが絶えず主張したように、『吸魂鬼』は『魔法省』の根底にある破壊の象徴。
   :ハッフルパフ寮へは、キッチン横の肖像画から入れる。
   :ジョージはフレッドを失った悲しみに打ち勝つ事は出来ないが、彼の息子フレッドとロンに
    助けられ、経営者として大成する。
   :ハグリッドは、セストラルを見る事が出来る。
   :ダンブルドアは、アバフォースら家族達と和解出来た。
   :1巻でヴォルデモートの杖を拾ったのは、ネズミの姿のワームテール。
   :『分霊箱』はヴォルデモート自身の発明ではない。
    彼は傲慢で、魂を分割する事を他の者が理解出来るほど賢いとは思わなかった。
   :スネイプが闇の魔法に関心を持たなかったら、リリーは彼を愛したかもしれない。
   :フォークスがホグワーツに戻ってハリーを助けなかったのは、ダンブルドアの死で永遠に
    ホグワーツから去らねばならなかったから。
   :コリンは学生ではなく、DAの後方支援。
   :ダンブルドアは、蛇語と回りくどいお役所言葉を理解していた。
   :ロックハートの再登場はない。
   :テディは狼人間ではなく、母トンクスと同じ変身の能力を持つ。
   :ヴォルデモートが『分霊箱』を作るのに誰の魂を使ったか?
    日記はギンバイカ、カップはヘプジバ・スミス、ロケットはマグル、ナギニはバーサ、 
    ティアラはアルバニアの農民、指輪は自分の父。
   :スネイプがリリーの嫌うエーベリーと切れなかったのは、彼の悲劇。
    彼は『デス・イーター』にはならなかったが、「強力な印象的な何かの会員」を希望し、
    リリーもエーベリーも必要だった。
    彼はリリーが嫌悪していると理解出来ず、『デス・イーター』になれば彼女が自分を意識
    するだろうと思った。
   :ハリーは『忍びの地図』を息子達に与えなかったが、ジェームズがこっそり持ち出したと
    いう気がする。
   :ペチュニアがハリーとの別れの時に「嫉妬故の謝罪」が出来なかった。
   :ハリーはもう蛇語を理解出来ない。非常に嬉しい。
   :ホグズミードで、アバーフォースはシリウスの鏡を盗んだマンダンガスから入手。
   :ダンブルドアのボガートは、彼の姉妹の死体。
   :アンブリッジは逮捕、尋問され、マグル虐待の罪で監禁。
   :リータは現役。ヴォルデモートを倒したハリーの経歴を一気に書いたと思う。
   :ハーマイオニーは両親の記憶を戻し、連れ帰った。
   :マクゴナガルは、ダンブルドアに恋愛感情はない。
   :ジェームズは、リリーとスネイプの過去を知らなかったので、二人だけの秘密があるの
    ではと疑っていた。それはスネイプに対する振る舞い(イジメ)の要因。
   :レグルスが心変わりしたのは、クリーチャーのヴォルデモートの殺人未遂。
   :ヴォルデモートの死で、ハリーとドラコが和解した訳ではない。
    ダンブルドアを殺さなかった、ハリーがドラコを助けた事への感謝はあるが、過去の
    色々な仲違い故に友情は築けなかった。
   :スネイプの容貌が酷い… 彼は自分自身の能力を評価していた可能性が高いと思う。
   :ハリーが捨てた石は、ケンタウロスの蹄でつぶされたと思う。
   :ホグワーツで「DADAを教える教師は1年で去るジンクス」は解除された。
    クィレルは1年以上教えていたし、前はマグルの研究教授だった。
   :アバーフォースは今まで通り、ヤギと静かに暮らしている。
   :ナルシッサは『デス・イーター』ではないが、ヴォルデモートがドラコの死を計画する
    までは、夫と同じ見解だった。
   :シリウスのオートバイは、ハリーの所有となった。
   :フィレンツェは仲間の所に戻り、マグル贔屓の傾向は立派だったと認めさせた。
   :『死の秘宝』で好きなのは第34章。
   :愛は守護霊を生み出す最高の考えとなるので、対象物によってしばしば変化する。
   :ヴォルデモートは偶然、魂を8つに分割した。
   :クラムは恋人を見つけた。その為にブルガリアに戻った。
   :ヘドウィグの死は、無罪(無邪気)と安全(保証)の損失を現す。
   :『分霊箱』の呪文は教えられない。
   :スネイプは、守護霊を生み出せた唯一の『デス・イーター』。
   :私の守護霊はハーマイオニーと同じカワウソがいいが、大きな犬かもしれない。
   :「クィビラー」はいつもの状態に戻り、ユーモアの為に評価されている。
   :ベラトリックスの本当の愛は、純血の夫ではなくてヴォルデモートに向けられた。
   :ヴォルデモートは、権限と自分だけを愛していた。
   

ア: 初めて読んだが、石はもうねぇのか…
   マグルとどの程度かかわんのか、結局『魔法省』の死後の概念とかはあれっきりかよ。
   まぁよくも続いたもんだな。我ながら感心するぜ。
テ: これで感想は終わりなの……(立ち上がるのを制しながら)あ、ちょっと待ってよ!
   9年近くここを更新してきたのよ。何か一言…
ア: (構わず立ち上がり)てめぇとやっと縁が切れて清々するぜ。
   語る事なんかねぇ。あばよ!(とっとと帰る)
テ: (向き直る)という訳で、長かった『ハリー・ポッター』の感想はこれで終わりです。
   世界展が途中でなくなったり、2種類あった映画誌の片方が廃刊したりと、映画以外の時代的変化も
   感慨深いものがあったわ。
   読んで下さって、どうもありがとう。