TOP→
  D.W.J

粗筋と大雑把な感想

            
        ジェシカと弟のビリーは、お小遣いを稼ぐ為に『仕返し有限会社』を設立、
    告知の貼り紙を出した。
    最初の依頼主は2人をいつもいじめるバスターで、歯を折られた仕返しに、
    ヴァーノン・ウィルキンズの歯を持ってこいと言う。
    事情を知ったヴァーノンは弟サイモンの歯を渡し、ジェシカ達はバスター
    を何とか誤魔化す。 
    …だがそれは、新たな依頼が相次ぎ、意地悪な魔女?ビディにかかわって
    しまう、不運の始まりにすぎなかった…

                      
    ジョーンスさんのデビュー作だそうです。
    子供の平凡な日常のすぐ側に非日常があり、唐突に魔女が出てきて、何か
    不思議な事がおこり、謎を解くうちにラストへ。
    既に独特の世界(基本設定)が出来ています。
    ジョーンズさんの作品に出てくるキャラは、子供は一癖、大人は変人、
    おばあさんはイジワルなのが多いですね(笑)
    ただ、舞台が主人公達の近所で、派手な事件もないので物足りないです。
    先にこの作品を読んだ方がいいかもしれません。