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   Harry Potter: Hogwarts Mystery |2023-07-30|更新             

テ: スマホゲームアプリ「Harry Potter: Hogwarts Mystery」の
   7年生の記録よ。
      第30章まではこちらを見てね。
     


  07−31| 仲間との集い

  DADAの教室。

 カナの輪にコーリーとビクターが加わり、

 皆に「R」が魔法省と聖マンゴに潜入していた事、
 七変化の闇の魔女が指揮官と呼ばれている事、
 もうじき裁判が始まる事を話す。
 仲間のなれたと喜ぶコーリーに闇の巻き紙を絶対に
 奪われないようにしなければと話すと、

 それを知るのは私とジェイコブだけど聞いて安心
 し、ジェイコブが隠れ穴にいると話した所にメルー
 ラが来る。


 魔法道具の部屋。
 メルーラが来るまでさっきの話をしよう、

 コーリーがそう言いかけた時、

 透明マントを脱いだメルーラが姿を現す。
 私のものを勝手に持ち出したと知り、貸した覚えは
 ないと怒ると、元の場所に返す、私達が何か面白い
 事を言うかもしれないと試したかったと言うが、
 実は

 そんな事をすれば私の証言の信憑性が弱くなり、
 釈放する判決を下すとも限らないと言うと、メル
 ーラは絶対に嫌、アズカバンに監禁されて当然の
 悪党だと怒る。
 証言を免れる方法がないか、ずっと悩んでいると
 聞き、


 病棟。
 仮病で証言を免れればいい、


 そこへキアラが来る。
 なぜかと聞かれ、緊張しているからと嘘をつくが、
 キアラはいつもホグワーツ最強の魔女と言ってた
 のに?と不思議がる。
 メルーラは怒りながら1つ位欠点があってもいい、
 私はそれで手伝ってくれてると言うと納得した
 らしく、持参した瓶を取り出す。

 それは感染性が高く、かかると死ぬ事もあるという
 リンパ菌だった。
 首や顔に小さな触手が生えるのが一般的な症状と
 聞いたメルーラは、


 訓練場。
 学年で呪文の腕がトップクラスのベンに頼み、見た
 目を変える事にする。
 ノクターン横町で間違って2つの呪文を組み合わせ、
 決闘でも試したが、毎回結果は同じだったと言う。
 同時にベンが鼻呪い、私がクラゲ足の呪いを唱える
 と…





 魔法省の多目的室。

 ダンブルドアはメルーラを見て驚く。
 ホグワーツで療養するように言っても証言すると
 聞かず、治療して欲しいと思っていると話す。


 マダム・ボーンズはそれがリンパ菌感染症を引き
 起こすキノコだと驚き、ダンブルドアは取り止める
 事にしようと言い、アンブリッジは当たり前、今
 すぐ聖マンゴへ行って治療を、裁判の証言はなしと
 顔をしかめる。

 ダンブルドアは私の証言で1人の魔法使いの運命が
 決まる事は覚えておいてくれと言い、準備があると
 部屋を出て行く。
 アンブリッジは後に続こうとする私を呼び止め、
 法定での進行について自分のオフィスで話したい、

 と誘われる。
 

  

 

  07−32| ウィゼンガモット裁判

  アンブリッジの部屋。
 落ち着くからと紅茶を勧められるが、冷めてからと
 言うと不満そうな顔をする。

 裁判にはウィゼンガモット全メンバーが出席する。
 被告人にも発言の機会があり、私達はその後に証言
 する事になる。

 しつこく飲むように勧められるが、

 断ると、あなたには手加減しないと脅されるが、
 そもそもしてくれるとは思ってないと言う。


 ウィゼンガモット法廷。


 そこにいるコーリーに驚くと、心の支えになりたい
 と思って来たと笑う。

 コーリーは凄い場所、こんな所だなんて全然知らな
 かった、あの檻を見ろと興奮気味に話すが、ジェイ
 コブはあんな檻ではなく、ちゃんとした牢獄に入れ
 てやらないとと恐い顔をする。

 シラトリはホグワーツの生徒の暗殺未遂、闇の組織
 「R」との共謀、許されざる呪文の使用で告訴され
 ている、罪を認めるかと言われ、

 そう言って私の方を見る。

 私を傷つけようなんて思いもしなかった、黒い湖に
 行ったのは話がしたかったから、呪文をかけた事は
 認めるが自己防衛だった。
 ジェイコブは嘘ばかりつきやがってと怒り、私も
 無罪を主張するなんて図々しいにも程があると同意
 する。
 緊張しているのかと聞くと、アンブリッジの紅茶の
 お陰でそこまででもないが、味は最悪だった、


 コーリーも何かおかしな事が起こってる、紅茶を
 飲んだのが問題、1つ試させてくれと、


 コーリーは嘘がつけないんだ、

 このままでは私を「R」のリーダーにしたい事や、
 メルーラが二重スパイだという事を話してしまう。

 動揺する私に、ジェイコブは裁判を遅らせるしか
 ないとコーリーに何か言いかけるが、

 法廷内がざわめき、

 裁判は休廷となる。

 多目的室。
 ここなら静かに待てると笑うコーリーに礼を言う。
 ジェイコブも無鉄砲と言いつつ、


 何度も礼を言われて照れるコーリーは、別の話を
 しようと話題を変える。

 2人で思い出話をし、ジェイコブは私の成長に戸惑
 いながらも喜び、それを見ていたかったと言い、
 私は小さい頃魔法でヘマをした時はジェイコブの
 せいにした、とても恐かった恐怖の部屋を見せた
 かったと言う。
 2人でテーブルを壊して母に怒られた話を聞いた
 コーリーは、うちなら母にどんなお仕置きをされる
 かと青ざめ、2人で顔を見合わせて笑う。
 ジェイコブはそろそろ切れたか確認しないかと言い、
 コーリーが母の皿を割った時、私のせいにしなかっ
 たと言ってみてと聞く。
 ジェイコブは私が割った、私はそれは嘘と言うと、
 コーリーは真実薬が切れたみたいだ、これでちゃん
 と証言出来る筈と言う。



  魔法法執行部。
 判決を待つ間、ムーディに証言の事を話す。
 ムーディは2人共思ったよりもしっかり証言出来て
 いたと褒め、ジェイコブはシラトリがアズカバン
 から解放されるようならこの世の果てまで追いかけ、
 カタをつけてやる、私の証言をあんな風に邪魔する
 なんてシラトリらしい、何て悪党だと怒り、コー
 リーは襲撃者を前に証言出来たと私の勇気に感心
 する。
 私が真実薬を盛られたと言うと、

 コーリーはドクシーと叫んだのはそのせいと言うと、
 ムーディは誰に盛られたのか心当たりはあるのかと
 聞く。

 裁判に影響があるから言わなかったと説明すると、
 ムーディはこの一件は調べておくと約束する。

 ウィゼンガモット法廷。
 ジェイコブは望む結果にならなかったらと不安がり、
 私は自信がある、これからも助け合って生きていく
 事に変わりはない、

 私を心配する気持ちはわかるが、もう何も出来ない
 子供じゃない、それに最近は私の方が助けてる気が
 すると言うと、

 こんなにもたくましくなってくれて嬉しいと言う。
 ダンブルドアがウィゼンガモットの判決を下す。



 今日の裁判と判決は、闇の組織「R」のメンバー
 への警告、メンバーを1人残らず見つけて裁判に
 かけ、同じ刑罰−アズカバンでの終身刑を受けて
 もらうと言う。
 有罪と喜ぶ私に、

 

  

 

  07−33| 二重スパイ

  三本の箒。

 無事に裁判が終わった事を祝うパーティーを開いて
 くれたが、

 コーリーも勝利を素直に喜ぶが、メルーラだけは
 喜ばず、私も同意する。

 こんな事をしている時間があったら、壊滅させる
 計画を立てるべきというメルーラの言葉に、戻って
 いいと言うくれたコーリーに礼を言う。

 メルーラは「R」はきっと私達がヘマをする瞬間を
 待っていると言い残して出て行く。
 メルーラの言葉なんか無視していいと言うコーリー
 に、何よりも裁判が終わった事が嬉しいと言いかけ
 た時、トンクスが来てダンブルドアが呼んでいる、
 今日は特に上の空って感じだったと教えてくれる。
 コーリーはメルーラの仮病がバレて罰せられるのか
 と青ざめる。

 校長室。
 ダンブルドアは裁判でいい証言をしてくれたお陰で
 シラトリを裁けたと礼を言う。
 だが複雑な気持ち−私の行く先々に「R」が現れる
 事をとても懸念していると言われ、私もそう思う、
 普通の学生生活を送りたいと思うのは無理なのかと
 思う事があると答える。
 ダンブルドアはそれは運命で、皆それから逃れる
 事は出来ない、「R」の最終目的を突き止める為に
 手元の情報分析をする必要があると言う。
 わしの持つ情報は断片的なものだが、

 何か伝えるべき事があるかと聞かれ、ダイ・リュウ
 サキの闇の巻紙を狙っていると言うと、お陰で確証
 が取れた、「R」がその巻紙を手に入れたら、この
 世は混沌と化す、

 目を逸らさず、しっかり見据えるのだと忠告し、
 ムーディが魔法省で待っていると言う。

 魔法法執行部。

 それを踏まえて、次の任務を補助する実習をして
 欲しいと言う。

 トンクスはそういうのをずっと待ってたとはしゃぐ
 が、話を最後まで聞け、もっと真面目にしろと怒ら
 れる。
 犯罪者達が再び犯行に及ぶ前に調査し、追跡して
 捕獲しなければならない。
 全ての証拠を見つけるまで結論を出してはいけない。
 その中に「R」がいるかもしれないが、闇祓いは
 どんな証拠でもそれに基づいて調査を続けると言わ
 れ、

 今は学業に戻れ、始める時間になったら知らせると
 言われ、帰ろうとするが、私だけが呼び止められる。
 シラトリがアズカバンに護送される前に、ムーディ
 と私に話がしたいと言ったと聞き、

 取り敢えず話を聞く事にするが、ムーディは失う
 ものが何もない奴は危険な行動を取る傾向にあると
 言う。

 オフィス。

 シラトリはアズカバンに送り戻さないでくれ、取引
 しよう、「R」について知っている事を話すと言う。
 尽力してきたのに、裁判で「R」は助けようとしな
 かった、このままでは魂を吸われて終わりと聞き、
 防衛手段を持ってなければ阻止出来ないと同意する。
 ムーディは私はパトローナスを出せるらしい、魂を
 吸われる事はないと言うが、

 話を聞く。
 ムーディは私が平常心を保っている事に驚き、シラ
 トリは見捨てた事を後悔させてやると怒り、私は
 もし協力してくれるなら二重スパイが2人になる、
 もしかしたら罠? 騙す為に言っている?などと
 考える。
 シラトリは手始めに聖マンゴに潜入しているメン
 バーを教えると言い、私がそれってと言いかけるの
 をムーディが制し、シラトリに言わせる。
 バークという名の癒者と聞き、


 ムーディはあきれながらも、取引を承諾する権限は
 ないが上には掛け合うと約束し、アズカバンへ戻せ
 と警備に連行を命じる。

 ホグワーツに戻り、巻紙がちゃんとあるか確認する
 事にする。

 「ウィゼンガモットの見識」。

 

 隠蔽呪文 

 

  07−34| 巻紙と石棺

  大広間。
 コーリーにダンブルドアと闇祓いの任務に行く事、
 シラトリに会った事を話す。

 そこへビクターが来る。

 コーリーは青ざめ、そこに闇の巻紙を隠したと言う。
 ビクターは他人の棺に私物を入れるなんて失礼だと
 怒り、コーリーは自分のせいだとうなだれる。


 ピーブズの部屋。
 ビクターが話がしたいと呼びかけると、ピーブズが
 現れる。
 吸血鬼になってから見向きもしなくなった、私は
 5年生の時は中々楽しいヤツだったが、今は落ち
 着きが出てつまらなくなったと怒るが、裁判で騒ぎ
 を起こしたと言うと、

 機嫌を直し、ここに棺を持ってきたら前みたいに
 又お泊まり会が出来ると思ったと言われ、ビクター
 は呼んでくれたらすぐに会いに来ると答える。
 どうやって?と聞くと、棺はフレッドとジョージに
 頼んだと言う。


 中庭。
 フレッドは同級生を相手に、ピーブスや棺を隠した
 事を話していた。
 怒らない、ただ話をしたいと言うと、ビクターは
 吸血鬼になってからいい気になってるからちょっと
 懲らしめてやろうと思った、私ならわかるだろうと
 計画を説明する。
 キッチンにある棺の所までビクターを連れてきて
 欲しい、


 キッチン。


 少し離れた所から見ていると、

 ラメ爆弾を浴びたビクターを見た双子と、周りに
 いたチューリップ達は大笑いするが、

 中を確認する。



 闇の巻紙が無事で安堵する。
 ビクターは前の自分を見失った事を反省し、

 ジェイコブに会う事にする。

 黒い湖。
 落ち込むコーリーを慰め、ジェイコブを呼び出す。

 他の隠し場所を考えるが、魔法省やグリンゴッツ
 にも「R」がいるかもしれない。
 結局、

 闇の巻紙を見る。
 そこには材料のナゾナゾが書かれていた。
 「8つのうちの1つの遺産、静かに待ちながら全て
 を見据えるもの…」

 ジェイコブは最初の材料だけ−チャイニーズ・ファ
 イアボールの爪−ば突き止めたと言う。


 「R」より先に…と話している所へトンクスが来る。

 

 キングを
 ミヤマガラスに変える

 デミガイズ

 

  07−35| 闇祓いプログラム

  魔法法執行部。
 闇祓いになるのが子供の頃からの夢だと言うトン
 クスは大はしゃぎ、メルーラはうんざり顔。


 課題はグリンゴッツに侵入した犯人の目撃者の話を
 聞いて調査する事で、狙いと詳細を知りたいと言う。
 犯人を見つけても逃がせと不満顔のメルーラだが、

 身の安全を最優先に考えろと念を押される。

 グリンゴッツ。
 私達を見かけたビルは驚くが、

 歓迎し、前回よりもゴタゴタしていると言う。
 唯一の目撃者のグリップフックに話を聞く。


 だが、中に何があるかは守秘義務で教えられないと
 言い、去っていく。
 トンクスは残って調査すると言う。

 図書館。
 コーリーの助けを借り、パーピダムについて調べる。


 コーリーはチャイニーズ・ファイアボール種の爪を
 盗もうとした、「R」と関係があると言う。
 私達が持っている巻紙にある材料の事をなぜ知って
 いるのかと言うと、コーリーはメルーラが教えたん
 じゃないかと聞く。
 私はメルーラを擁護し、コーリーを止める。
 コーリーは聖マンゴのバークが聞いていたかもしれ
 ないといい、闇の巻紙の半分を持っている事を知っ
 ているかもしれないと言うと、メルーラは「R」が
 知っていたらもう私の耳に入ってきててもいい、
 全ての計画を把握してるのは組織の上層部だけと
 言う。
 コーリーは指揮官と話せばと言いかけるが、

 メルーラは二重スパイだとばれるかもしれないと
 拒否する。

 魔法法執行部。
 犯人はパーピダムの金庫室に入ろうとした、目的は
 闇の巻紙の材料ではないかと話す。
 シラトリと取引すれば何か話してくれるかもと言う
 と、魔法省が話をしている、唯一の条件は

 トンクスに大丈夫かと聞かれ、やらなきゃいけない
 事だから決心してる、シラトリの情報は「R」壊滅
 に不可欠かもしれないと答える。



 その言葉に激怒し、メルーラは出て行ってしまう。
 ムーディはビンズにアズカバンの歴史について講義
 してもらい、準備が整ったと判断したら行くと言う。

 魔法史の教室。
 ビンズは講義を始めるが、すぐに寝てしまう。

 杖の持ち込みは禁止と聞き、杖なしの魔術が役に
 立つという事かと尋ねると同意するが、又寝てしま
 う。
 起こすのをあきらめ、メルーラについて話し合う。
 トンクスは耳の穴から上記が出てくるんじゃないか
 って位凄い剣幕だったと言う。
 メルーラは両親が投獄されてる事実が重たくのしか
 かってると思うと言うと同意し、

 罪悪感なんて感じる必要はないと笑うと、大きな
 責任が私の肩にばかりのしかかってるのは不公平、
 出来る事があれば手を貸すから遠慮なく言ってと
 励ましてくれる。


 魔法道具の部屋。
 トンクスはジェイを連れてきて、フレッドとジョー
 ジの部屋から何かを盗んだと責められているから、
 その事を尋問したらと言う。

 ジェイに全く動揺してないと言われ、もしかしたら
 あなたの言う通り、あなたに忍び込むのは無理と
 言うと、ジェイは否定し、2人が部屋から出るよう
 に生姜ビスケットを使った、2人が鍵をかけて大事
 にしてる箱にアロホモラ…と言いかけ、しゃべり
 すぎたと黙る。
 忍び込んだ事は認めたが、箱の中身を盗ったかどう
 かは言わないと聞き、


 ずっと持ってる気はなくて、ただ好奇心が湧いた
 だけ…

 トンクスは驚き、ジェイにプライバシーの侵害だと
 怒られ、慌てて謝る。
 ジェイはいいんだよ、わざとやった訳じゃないから
 と出て行くが、


 アズカバンに行く準備が整った。
 

  

 

  07−36| 侵入も位置発見も不可能

  アズカバン。



 セキュリティ用の入口の廊下。

 ムーディは世捨て人と腐敗の集まる惨めな塔、叩き
 つけるような激しい雨と荒れ狂う北海に耐えて初め
 て辿り着く事が出来ると言う。

 吸魂鬼は杖を置いて行けと言っている、もし杖が
 罪人の手に渡ったら大変、

 杖計量器に杖を乗せ、

 出る時に返してもらえる、出てきたチケットはなく
 さないようにと言われる。

 独房棟。

 シラトリと話す時の計画について話し合う。

 「R」の最近の活動については一切教えるなと注意
 し、質問があるかと聞かれる。
 闇の巻紙については?


 聞いたら我々の手元に半分があると気づかれてしま
 うかもしれない。

 尋問室。


 シラトリはここへ来た理由を話してもらいたいと
 言う。

 理由は?
 犯人は「R」が関心を持ってるものを探してたから。

 ムーディが怒って止め、

 シラトリは確かに「R」のメンバー、聞きたかった
 答えはそれだと挑発するが、犯人を見つける方法の
 方が知りたいと言うと、冷静に対応するとは退屈だ、
 どんな答えを聞きたかったのか、最初からもっと
 はっきり言うべきだった、もう一度チャンスを与え
 てやろうと笑う。
 何か裏が? その代わりに何かして欲しいとかと
 聞くと、頭のいい奴だ、開心術士としてかなり腕が 
 いいと聞いたが本当か?
 そうだと言うと、それなら俺の心から探してる答え
 を読み取れば済む話じゃないか?

 ムーディは止めるが、シラトリは答えが欲しいなら
 やるしかないと言う。

 心の壁に阻まれてる感じがする、押し込まないと…
 お前程の力量があれば答えを見つけられる筈、お前
 の実力を見せてくれ、見られるのは俺が見られても
 いいと思っているものだけだ…
 ローブを纏って帽子を被った魔法使いが見える、
 場所はルーマニアのドラゴン保護区、顔が見えそう、

 そう思った時、

 何でもない、ただ話がしたいだけだ。
 「R」はあの申し出−私がリーダーになる−をまだ
 撤回してはいない、いつまでも待つ事は出来ないが、
 今ならまだ間に合う、


 もう時間がないぞ…

 ムーディはシラトリが何かやらかしたんだろうと
 言うが、

 言われた事を話すと、ムーディはそれならあまり
 時間はないという事だなと険しい顔をする。
 それより犯人がわかった、聖マンゴにいた癒者の
 バークだと聞き、ムーディは闇祓いはまだ居場所は
 突き止められていないと答えるが、


 ドラゴン保護区。
 チャイニーズ・ファイヤーボール種の前にバークが
 いた。


 バークに攻撃されて倒れるが、ムーディを狙って
 いるのを見て立ち上がり、大きく両手を振り、

 空へ逃がす。

 バークにレパルソを放つと、こんな事をしてはお咎
 めを受けるだけだが、

 決闘になり、

 勝つ。

 ムーディはバークを拘束し、私が手を出した事に
 怒っているのを見て謝ると、「R」の邪悪な計画の
 侵攻を阻止し、チャイニーズ・ファイヤーボール種
 を守ろうとした、それは称賛に値する事だ、だが
 二度とするなと言われ、約束は出来ないが衝動を
 抑える努力はすると答える。

 バークをアズカバンに連行するが私は来なくていい、
 グリンゴッツへ報告に行けと言われる。

 グリンゴッツ。

 メルーラは戻ってくるのが遅かった、道に迷ったの
 か、海を渡ってる時に船から落ちたのかと嫌みを
 言うが、犯人を逮捕しに行っていたと言い返すと、
 グリップフックが喜ぶ。

 ビルは闇祓いの道まっしぐらって感じだと笑い、
 グリップフックは礼を言い、他の職員に伝えると
 ビルと一緒に去る。
 メルーラがなおも英雄気取りと言うのを聞いたトン
 クスはいつも以上に尖った態度をしてると言い、
 私も同意し、アズカバンに行けなかった事をまだ
 怒ってるのかと聞くと、

 トンクスが何か悩んでいる事があるなら…と言い
 かけると、メルーラは両親の事、それが聞きたかっ
 たんでしょう、同情なんていらない、放っておいて
 と怒るのを見て、今日は天気がいいと思わない?と
 話題を変える。
 トンクスがぎこちなく相づちを打つのを聞き、メル
 ーラはあんた達って話題を変えるのが下手くそねと
 言いながらも、

 トンクスに丸く収まって良かったと言われたメルー
 ラは、だからって友情を深められたなんて思わない
 でと怒り、トンクスはそんな事夢にも思わないと
 笑う。
 そこへビルが来て、私宛にふくろう便が届いたと
 言う。 
 差出人はムーディだった。

 

  

 

  07−37| ロックダウン

  アズカバン・セキュリティ用の入口の廊下。

 ムーディは終わらさなければいけない事がある、
 魔法省は私がバークを捕獲した事を高く評価して
 おり、もう一度同じ貢献をして欲しがっているが、
 私は反対だと言う。
 杖計量器に乗せようとした時、


 いきなり吸魂鬼がやってきて、ゲートの中に閉じ
 込められてしまう。

 杖を持っているので吸魂鬼に追われる、尋問室まで
 逃げて待てと言われる。

 尋問室。
 脱獄した囚人がいた。

 閉じ込めた筈のレークピックは、沈んだ部屋の呪い
 で自分が殺した人達の姿を繰り返し見せられ、すっ
 かり別人になっていた。

 私はパトリシア・レークピック、失敗なんかしない。
 リーダーに幻滅される訳にはいかない。
 失敗したら懲罰が下される…

 その言葉に驚き、色々と質問する。
 「R」は「R」、全て裏で糸を引いている。

 指揮官も駒の1つ、本当に力を握っているのは「R」
 と言い、誰なのか聞くと、まだ準備不足と答える。
 メルーラに磔の呪文を使ったのを覚えてるか?
 愚かで可哀想な少女。あんな事じゃ欲しいものは
 手に入らない。失敗しても何も手に入らない。
 でもあなたは失敗なんかしない、私を倒して閉じ込
 めたあなたは強い、自分のやった事を誇りに思う
 べき。
 メルーラは欲しいものを手に入れられない?
 指揮官は卑劣で言葉巧みに人を操るが、もうそれに
 気づいている筈、あなたもそのうちわかる。
 わからないと言いかけた時、遠くで何かが吠える声
 が聞こえる。
 レークピックはあの遠吠えは吸魂鬼が近くまで迫っ
 ている、今すぐ逃げないと、どこかに隠されている
 箱を取りに行かないとと言い、

 鎖を伝い上り始め、私も後に続く。

 外へ出た所で吸魂鬼が襲ってくる。
 私なら撃退出来る、その杖を渡してと言われるが、
 信用出来ないと断るとバカめと罵られる。

 次の吸魂鬼に襲われ尻餅をつき、杖を落としてしま
 うが、それを拾ったレークピックが

 一掃する。
 杖を返すように話しかけるが、牢獄に戻るのも過去
 の記憶を見るのもイヤ、二度と戻らないと言い張る。
 その時、

 レークピックが気を取られた隙に、杖なしの呪文で
 杖を取り戻す。
 座り込むレークピックに、吸魂鬼の罰をしっかり
 受けてもらうと言うと、失敗した者には罰を下さな
 ければ、あなたは強い、それでいい、最後にはその
 強さが必要になると答える。

 セキュリティ用の入口。
 ムーディは魔法省は私にレークピックと話させる
 つもりだったと言う。
 驚き、実は…とレークピックから聞いた「R」の話
 をする。
 「R」は男性のリーダー、組織の名でもある。

 レークピックを沈んだ部屋から出したのは魔法省の
 判断だった。

 閉じ込めておくべきだった、そのせいでローワンは
 殺されたと怒ると、ムーディは最終に判断を下す
 のは魔法省、その命令に従うしかないと言う。
 何があっても?
 何があってもという訳ではないと言葉を濁し、闇祓
 いとしてよくやった、レークピック、シラトリ、
 バークを逮捕出来たと労い、これで魔法省の課題は
 正式に終了だと言う。

 大広間。
 トンクスに2度目のアズカバンで起きた事を話すと、
 正真正銘の英雄、

 と目を輝かせる。
 闇祓いになりたいかと聞かれるが、右横にいたペニ
 ーがそんな先の話今決める必要はない、ホグワーツ
 生でいられる時間には限りがある、学生の醍醐味を
 今のうちに味わわなきゃ損、だから「R」の事に
 頭を悩ませるのは止めようと笑う。

 「吸魂鬼」。

 「アズカバンのオリエンテーション」。

 

  

 

  07−38| 張り詰める緊張の糸

  中庭。
 「R」の話をしようと2人を呼び出すが、メルーラ
 はなぜコーリーがいるのかと言い、コーリーは二重
 スパイを提案した事をちょっと後悔してると言い
 返し、険悪な雰囲気になる。
 話を聞いたメルーラはレークピックがいた事に怒り、
 コーリーは


 メルーラはレークピックは指揮官も恐れていたと
 反論し、コーリーにちょっと敬意を込めて言って
 ないかと指摘されると、力には敬意を見せると言う。
 コーリーも敬意を見せるのは君が「R」のメンバー
 だからじゃないのかと言うと、

 周りに偉いと思われたいのか、いつも小説のセリフ
 を引用してるけど、これは探偵物語じゃないと捨て
 台詞を残して去る。
 ショックを受けたコーリーは私もそう思うかと聞く
 が、いいえ、もっと早く割って入るべきだったと
 答えると、安堵したように笑い、礼を言う。


 占い学の教室。
 トレローニーは「イモリ」に備える為の勉強をする、
 質問はないかと言う。
 試験に向けてどうやって練習するのかと聞くと、

 卵占いを練習するが、タルボットはトレローニーの
 せいで合格出来るか不安だ、こんな気持ちで集中
 出来る訳ない、占い学が一番簡単な科目で他はもっ
 とヤバイと顔を曇らせるが、一緒に練習しようと
 励ます。
 闇祓いか癒者のどちらになるべきか占おうと提案し、

 割ってみるが、曖昧でどちらかわからない。
 タルボットに聞かれ、癒者になるべきだと思うと
 答えると、

 決めるのはあなた自身、私や卵の黄身は関係ないと
 言うと、ちょっとすっきりした、一緒に考えてくれ
 てありがとうと言う。

 黒い湖。
 メルーラに1人で来たのかと念を押され、安心させ
 る為に誰にもつけられてない事を証明する。

 その為にジェイコブに会いたいと言われ、あなたを
 通して「R」に伝わる可能性がある、

 「R」より一歩先を行く計画を続けたがってるなん
 て驚き、そんな事はもう忘れようって言ってなかっ
 たと言うと、メルーラはコーリーが聞いたら喜び
 そう、

 さっさと次のナゾナゾを解くとメルーラに促され、
 兄を呼ぶ必要はないと言いかけた時、
 コーリーがやって来て冗談だろう、彼女に話すのか、

 メルーラに協力し合ってる者同士なら秘密を隠し
 持つべきじゃないと言われたコーリーは、なんて
 厚かましい、「R」のメンバーになった事をずっと
 隠してたくせに、何を企んでるのか絶対に突き止め
 てやると怒り、去る。

 魔法道具の部屋。

 2人で考え、メルーラは8は絶対に蜘蛛の事だと
 言う。
 私はアクロマンチュラ、牙から毒を採取するのは
 ほぼ不可能だからと説明すると、そこへ行こうと
 言う。
 躊躇すると、自分独りでも行く、どうするか決めて
 と急かされ、一緒に行く事にする。


 禁じられた森。
 行く前にアクロマンチュラについて話し合う。
 蜘蛛の巣に着いたらまずは「R」のメンバーがいな
 いか確認し、話す事になったら私が対応する。
 アラーニア・エグズメイはレークピックが教えて
 くれたと言うと、私達だけに共通した思い出、コー
 リーはどう足掻いても絶対に理解出来ない、

 そこへコーリーが来て、メルーラの言ってる事は
 嘘だと訴える。

 彼女の正体を突き止めた、彼女はと言いかけた時、
 いきなりメルーラがラングロックを放ち、コーリー
 は口がきけなくなる。
 どうしてと怒る私にも同様にし、折角警告してやっ
 たのに聞かないから、私に手を出させたあんた達の
 せい、



 メルーラはコーリーと一緒に姿くらまししてしまう。
 

 催眠豆 

 ブラックホールと
 ワームホール
 

  07−39| 裏切りの余波

  校長室。
 好物だとマグルのシャーベットレモンを勧められる。

 ダンブルドアはコーリーやメルーラの事を知って
 おり、連れ去られるまでを聞かせて欲しいと言う。
 指揮官、闇の巻紙、シラトリに言われた事などを
 全て話す。
 メルーラはどうなるのかと聞くと、

 と答え、私達のせいでこうなったかもと止めるよう
 に頼むが、悪行を働いていい理由にはならないと
 厳しい顔をする。
 私だけ特別に校外へ出ていい、ムーディに会うよう
 にと言われる。

 魔法法執行部。
 ムーディにコーリーが連れ去られるまでの経緯を
 話す。
 警告したのに話を聞かなかった、

 もしかしたらこれが手掛かりかもと、シラトリに
 言われた事を話す。

 森の部屋の呪いが発動した時、校内で夢遊病にかか
 った者がいた事を思い出す。
 ムーディは危険だと留まるように言うが、私が行か
 なければ「R」は姿を現さない、危険な事には慣れ
 てる、森の部屋へ案内出来ると説得する。

 ムーディが折れ、他の闇祓いと一緒に行く事にする。

 蜘蛛の巣。

 闇祓い達が捜索したが、何も見つからず誰もいなか
 ったと言う。
 探してみて、不自然に1本だけ落ちている黒い羽根
 に気づく。

 いつものように姿を変えると、手鏡が現れる。
 ムーディは両面鏡−会わずに会話が出来る−では
 ないかと言い、私はこんな手を使う「R」は臆病者
 と憤る。
 ムーディはどんな悪人でも捕まりたくないものだと
 言うが、その時

 鏡から声が聞こえ、


 制止を聞かずにそれを拾い上げて覗き込んだ途端、
 どこかへ飛ばされる。

 暴れ柳。

 手鏡が移動キーだった事を悟り、メルーラに杖なし
 のデパルソをぶつけるが、跳ね返される。
 しつこく理由を聞く私にあきれながらも、闇祓いが
 追ってこないように手を打った事、私を案内する為
 だと言い、

 一体何を隠してるのかと聞くと、怯えたように顔を
 背け、もう十分答えてやったと暴れ柳に向かって
 呪文を唱える。

 動きが止まり、

 うろが現れた。

 メルーラは杖で私を脅す。

 叫びの屋敷。

 横たわるコーリーを見つけ、思わず駆け寄るが、

 闇の魔女に跳ね飛ばされる。
 ここは叫びの屋敷、私はベルッカ・バックソーン、
 通称指揮官と名乗り、もっとお行儀良くしてくれる
 なら名前で呼んでもいいと言うが、私の友達をさら
 った、あなたのせいで私の学生生活はめちゃくちゃ
 とあきれ、




 友達の心配をして何が悪いと怒ると、メルーラが
 うつむく。
 何が起こっているのか教えろと言うと、ベルッカは
 これまでの事を話していい時期だと言う。
 私と初めて接触を図ろうとした時に送り込んだレー
 クピックは生意気な女、自分の成功だけを求め、
 道を踏み外した。
 話し合う機会を設ければ、私が組織に加わってくれ
 ると思った。
 シラトリは私の呪われた部屋の調査の進捗状況を
 調べる為送り込んだ、いい血筋を持っていたから
 期待していたのに…
 バークはずっと前に潜入させ、聖マンゴで役に立っ
 てくれたが、何をするにも動揺していた、そもそも
 信用すべきじゃなかった。
 全てはこの瞬間の為、光栄に思いなさい。
 レークピック、シラトリ、バークはベルッカが全員
 私を見つけるよう仕向けたと言うと、そう、メルー
 ラが組織に加わるのを目撃させたのも計画通り、

 1つ1つが起こったからこそ、今この瞬間がある、
 本当は来てくれれば良かったが、


 姪?!


 おばさんが指揮官だったのかとメルーラに怒ると、
 ベルッカは私の言ってる事がわかったでしょう、
 まだ子供なんですよ、うぶですぐに人を信用して
 しまうと「誰か」に言う。
 誰と話してるのと聞いても無視し、



 再度誰と話してるのかと聞くと、

 隣の部屋から現れた男はずっと会えなくて悪かった、

 …父だった。




 

  

 

  07−40|家庭の事情 

  叫びの屋敷。

 来るとわかっていたら掃除をしておいたと言うペレ
 グリンに、普通の父親みたいな口調、邪悪な秘密
 結社の黒幕のクセにとののしると、マグルのコミッ
 クに出てくるような悪役と思っていたかと笑い、
 戸惑う私に思うままに気持ちをぶつけてくれと言う。

 実の父親だと知りショックで仕方ないと怒ると、
 自分の事を話し始める。
 宝探しの才能があり、魔法使いコミュニティの為に
 なくなった物を見つけるトラッカーで、それは今も
 変わらない。
 そのせいで留守がちだから私が小さい時に母と別居
 する事にした、「R」とかかわったのはもっと後で
 副業、自分のキャリアばかり考え、トラッキングは
 使命で情熱、それを通じて人助けもしていた。

 大勢の人を助けるキャリア、いつか子供達が理解
 してくれればと思っていたのかもしれない、本当に
 悪かった、もう一度やり直したいと言われ拒絶する。
 ジェイコブを閉じ込めたせいで助けに行かなければ
 ならなかったと怒ると、自分もジェイコブを探して
 いた、呪われた部屋を探していたのはそれが理由と
 言う。

 レークピックはずっと前から組織にとって異端な
 存在だった、

 後の事は加わってから全部説明すると言われ、

 脅かされながらも学生生活を送り、必死に生きて
 きた、加われる理由が1つでもあれば教えてと言う
 と、悪人は我々ではないと答えるが、その時2階
 からドスンという音が聞こえる。

 2階。
 立ち上がったコーリーに声を掛けると、あの音は
 自分、

 事実ではないと聞かれ、本当、気持ちの整理がつけ
 られてないと答えると、

 コーリーに自己紹介をするペレグリンに、意外に
 爽やかで礼儀のなった黒幕と驚く。

 ペレグリンはその通りだと話し始める。
 知識は力、力があれば平和をもたらす事が出来る。
 「R」の情報は全て魔法省から聞いた筈、偶然と
 思うか?
 お前は「R」に加わるにふさわしい、正しい事の
 為に規則を破る度胸がある。
 将来的にはリーダーになる事も考えてくれ。
 「R」の種は何世代も前に蒔かれ、不正を終わらせ
 たい、世界に変化をもたらそうとする普通の魔女や
 魔法使いの集まり。
 魔法省は無能で腐敗しており、やるべき事をやろう
 としない。
 どんな長旅になろうとも「R」は知識を求める。
 自分と同じ反発する精神を持つ私に、勇敢な冒険者
 に「R」を導いてもらいたい。
 「R」の目的は知識と正義を追い求める事?
 コーリーは自分の意志ではなく誘拐されてきたと
 言うと、

 大事な友達だから君を囮として使ったんだろうと
 言われ、コーリーは誘拐された事を喜ぶべきか?と
 聞く。


 今色んな所から標的にされている、ベルッカのやり
 方には賛同出来ない事もあるが、必ず結果を出して
 くれる。
 ローワンが死んだのも忠実なメンバーが手段を厭わ
 なかった結果だと?
 レークピックは異端児、勝手な行動を取りながら
 組織を代表してると言い張っていた、彼女がロー
 ワンを殺し、ジェイコブを閉じ込め、メルーラを
 苦しめ、私を傷つけた事を考えると今でも胸をしめ
 つけられ、それが全部「R」のせいと誤解されて
 いる。


 魔法省は我々よりも大きな力があるから、彼らの
 言い分の方が人々の耳に届きやすい。

 今は誰も信じられない、まずは気持ちの整理したい
 と言うと、もう少しくらい待つのは構わない、知識
 は究極の力、悪人が手にすれば世界が危険に晒さ
 れる。
 ダンブルドアにも同じような事を言われたと言うと、
 彼は賢明な人、恐らく社会の構造が知識を追い求め
 る者の障壁になる事が多いと言うだろう、

 障壁?
 権力者の腐敗、無知、自己中心的な考え方、自分達
 の権利を守る為だけに我々の知識の探求を妨害しよ
 うとする者は沢山いる。


 規則破りの常習者のお前ならわかるだろうと言われ、
 否定すると落胆し、少なくとも今日1つも嘘をつい
 ていないと自信を持って言える、気持ちはわかるが
 あまり時間がない。
 脅してるの?
 お前は7年生だ、

 コーリーがやっと普通の父親らしい事を言ったと
 言い、もう行こう、メルーラに残るの? 一緒に
 来るの?と聞くと、伯母の事を誰かに話したら、
 私の狂った家族関係について言いふらすと脅され、
 ペレグリンは2人で戻った方がいいみたいだ、又
 会おうと言う。
 コーリーに学校に戻ったら何と言うつもりと聞かれ、
 その前に話しておきたい人がいると答える。

 湖畔。
 ジェイコブにペレグリンが「R」のリーダーだと
 話すと驚く。
 父はジェイコブは知らないと言っていた、色んな
 可能性があるから確かめておきたいと言うと同意し、
 「R」のメンバーだった時は呪われた部屋に全神経
 を集中させてたから、話したのはレークピックだけ
 だった、リーダーと話す理由なんかなかった。
 ペレグリンがレークピックが異端児出自分の野望の
 為に動いていたのに「R」の代表だと言い張ってた
 と言うと、それはおかしいと否定する。
 メルーラの伯母がおびき寄せたと言うと、この邪悪
 な秘密結社は家族ぐるみで運営しているのかと驚く。
 悪人は「R」じゃない、腐敗は魔法省の中にある。

 彼の言い分を信じるのか?
 今は誰も信じられないと言ったと答えると、父親が
 「R」、何て展開だ、道理で僕やお前に固執する
 訳だと嘆く。
 2人で父親の事を思い出す。
 私は家の階段の所でおんぶしてもらった、連絡を
 取らなくなった事を心底悔いてる気がした、パン
 ケーキを焦がして煙り探知機が鳴った事があった。
 ジェイコブは「毒キノコ物語」を読んでくれた時
 色んな声をしてくれた、破れて穴が開いた格子柄の
 スリッパを履いていた、小さい時はたくさん笑った
 けど理由が思い出せない、この世界には悪人が沢山
 いるが、それも誰かの父親、出て行った時に私は
 すごく小さかったのに、そんなにも思い出せるなん
 てすごい…
 ジェイコブは思い出ではなく断片的なものばかり、
 「R」をあんなに憎んでたのに率いてるのが子供の
 頃に大好きだった人だったなんて…
 今はそんな感情はないのかと聞くと、僕達を捨てた
 んだ、どんな理由があろうと後悔してても関係ない、
 少なくともそう思ってると断言する。
 やり直したいと聞かれたが断ったと言うと、それで
 いい、自分ならもっと暴言を吐きながら言ってたと
 笑う。
 今後何が起こるにせよ、お互いの気持ちはお互い
 しかわからない、今まで以上に2人で力を合わせる
 必要があると言うと、考える時間をくれ、自分は
 まだ整理できてない、ペレグリンにも会ってない、

 普通に振る舞えと言われ、学校に戻る。

 中庭。
 ペニーに久しぶりに会った、何をしていたのかと
 聞かれ、言葉を濁す。
 チャーリーは約束してたコーリーが来なかった、
 問題に巻き込まれたのかと心配する。
 家族から急に呼び戻された、大変だったみたいだか
 ら詳しい事は聞かないであげてと言うが、納得して
 くれずにあれこれ聞かれる。
 上の空で慌てて返事し、考える事がたくさんあると
 誤魔化すと、チャーリーも「イモリ」で頭がいっ
 ぱいになると答え、同意するとペニーが勉強の事で
 不安がるなんて珍しいわねと言い、いい気分転換が
 ある、新しいDADAの教師が来る噂を聞いたと
 言う。


 DADAの教室。
 皆でどんな人か話すが、チューリップはグリーンと
 いう名を聞いたという。
 2階から下りてきたのは若い女性で、私を悪かも
 しれないと考えてる人がいると思う、だからそれに
 備えてこの授業を取ってる筈、昔私もホグワーツに
 通ってた、

 何年も実戦経験があると聞き、トンクスは密かに
 悪という可能性がちょっと高くなったと言う。
 ようやくオリビア・グリーン、オリビアと呼んでと
 聞いて驚く。
 トンクスにジェイコブの同級生、一緒に部屋を探し
 てた時、ジェイコブは「R」に呪われた部屋を調査
 するように言われてた、

 

  

 

  07−41| 気まずい空気

  中庭。
 コーリーと今迄起きた事について話す。
 (トンクス達が聞き耳を立てているので小さな声で
 話す)

 自分を誘拐したメルーラが「R」でベルッカが伯母。
 オリビアはジェイコブと部屋を探し、「R」の為に
 働いていた。
 コーリーにオリビアの事は心配したほうがいいかと
 聞かれ、ペレグリンが戻って来たタイミングで来た
 のは偶然とは思えないと答える。
 まだメルーラの事は話さないと言い、コーリーも
 同意してくれた所へふくろう便が来る。
 ジェイコブからで、ペレグリンが漏れ鍋で会いたい、
 家族で夕飯を食べたいという内容に、コーリーは
 気まずーーいと眉をひそめる。

 漏れ鍋。
 なぜ会おうと言ったのか?
 最後に食事をしたのは随分昔の話だから、家族で
 夕飯を食べたかったからと笑う。
 学校はどうだったと聞かれ、関係ない、

 驚くペレグリンにジェイコブも、今更現れて何の
 わだかまりもなく話せると思わないでくれと怒るが、
 ペレグリンはジェイコブが私に焼きもちを焼いてる、
 年下の私に「R」を率いて欲しいと思い、ジェイ
 コブを引き入れるのを諦めたと言い出す。
 学校生活を楽しめないのはペレグリンのせい、私が
 お気に入りと思われている事を否定すると、ジェイ
 コブは私は殆ど知らない、先に生まれた自分の方が
 いい思い出が多いと言い出す。
 戸惑う私と言い争いになりかけるが、親に好かれ
 たい子供の気持ちを利用し、僕達を仲違いさせよう
 としたと怒る。
 ペレグリンは2人共平等に愛してる、父親として
 必要な時に側にいてやらなかった、一緒に夕飯を
 食べる事が出来ただけでも進展があった、今後も
 一緒に食事が出来たらいいと思ってると言う。
 私はごめんと否定し、ジェイコブも止めてくれと
 怒ると、ペレグリンは息子よと言いかけるが、

 席を立ち、出て行ってしまう。
 後を追おうとするが呼び止められ、「R」に加わっ
 て欲しい、

 然るべき時が来たら正しい判断を下すと信じている
 と言われ、それどころじゃないとジェイコブを追う。

 ダイアゴン横町。
 ジェイコブは勝手な事を言う、絶対にあんな奴の
 事は信じないとペレグリンに怒りをぶつけるが、
 私が怒るのを見て、

 オリビアについて話すと驚く。
 最後に見たのはダンカンの死後、部屋探しを止めて
 何もなかったかのように振る舞っていた。
 レイブンクローで変身術の授業で出会った。
 ホグワーツ卒業後は知らない、退学処分後に手紙を
 くれなかった。
 気をつけなければいけないのは彼女の頭の良さだけ。
 ダンカンが死ぬまでは仲が良かったが、その後は
 ずっと様子がおかしいと思ってた、オリビアはダン
 カンが好きだったから。
 レークピックや「R」が秘密組織という所にちょっ
 と不安を感じてた、その後は不明だが「R」に加わ
 ったとは考えにくい、人よりも本を好む人だった。
 人は時間が経てば変わるものだから色々探ってみる、
 来たのは偶然かどうか知りたいと言いかけた時、
 ジェイコブがベンを見かけ、お前の友達じゃないか
 と言う。
 フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店は散歩がて
 ら来られる距離じゃない、話してくる、独りで大丈
 夫と聞くと、逆に独りで考える時間が必要、


 フローリッシュ・アンド・ブロッツ書店。
 声をかけるとベンは驚き、

 なぜここにいるのかと聞かれる。 
 イモリの試験があるからと誤魔化すと同意し、気分
 転換、ここへ来るとローワンを思い出すと言う。

 2人で思い出話をする。
 ベンは僕達の人生を変えてくれた、自分の命を救わ
 れたと言い、私はだからこそローワンに捧げる為に
 カナの輪を作ったとうなずくが、「R」を壊滅に
 追い込む、その為にはリーダーの正体を突き止める
 事が出来れば可能になると言われ、言葉に詰まる。
 正体がわかったら?
 正義の鉄槌を下してやる、私も同じ気持ちだよねと
 聞かれ、ローワンにした事の報いを受けさせるべき、
 誰かなんて関係ないと答える。


 中庭。

 ペニーがメルーラを待った方がいいんじゃ?、イス
 メルダは寝室からいびきが聞こえたが、最近日中に
 姿を見る事はないと言うが、待つ必要はないと話を
 始める。
 まず何人かに嘘をついたと謝り、コーリーは家族に
 呼び戻されたのではなく、

 私は大事な事を言い忘れてるとコーリーが補足。


 皆にオリビアの事を話し、

 調査を依頼する。
 ペニーにどうすればいい? 授業の合間にどこに
 行くかさえ知らないと聞かれ、すごく口が軽いシカ
 ンダーに会いに行く事にする。
 行動パターンがわかれは尾行は簡単、きっと尻尾を
 掴めると思うと笑う。

「DADAの軽度の呪い」。

 

 インパービアス 

 

  07−42| グリーンで勉強

  マグル学の教室。
 シカンダーに授業で習った事についてもっと知りた
 いと質問し、さりげなくオリビアの事を聞き出す。


 中庭。
 すごく目が良く観察眼が優れているタルボットに
 頼み、オリビアの様子を窺う。


 近づこうとした時にマクゴナガルが来る。
 楽しい思い出のつまったホグワーツに戻って来ら
 れて嬉しいと話すのを聞き、違和感を覚える。
 呪われた部屋探しで生徒も先生も呪われ、ダンカン
 は命を落とした、「R」のせいと言うと、タルボッ
 トも同意するが、オリビアと「R」の関係はわから
 ない、


 舟小屋。

 大した情報は得られなかったのねと笑うトンクスに、
 タルボットは否定し、私はおかしい、ジェイコブは
 辛い思いをし、それを引きずってるのに、ノートの
 内容がわかれば…と言う。
 トンクスは嬉しそうにノートを盗めばいいと提案、
 戸惑うが絶対に失敗しない作戦を立てる。

 トンクスはチーム名をカナ・ケイパー・クルーとし、
 私と見張り役ジェイの3人で実行する事に。

 DADAの教室(2F オリビアのオフィス)。

 ノートを見つけるが、授業計画、

 バタークッキーのレシピなどで、「R」に関する
 記述はなかった。
 私にも見せてと近寄ろうとしたトンクスは、

 壁のハスの絵をひっかけて落としてしまうが、後ろ
 の空間に箱があった。

 中身はうっすらとした何かがつまったガラス瓶で、
 O.G.という文字が書かれていた。
 トンクスが持っていった方がいいかと言いかけた時、
 ジェイが戻って来たと言い、急いで全部元の場所に
 戻して出て行く。

 訓練場。

 奇妙な瓶を見つけた話をすると、ジェイがそれは
 記憶だと言う。

 ペニーがどうして辛い思い出を保管してるのか、
 私なら捨て去りたいと言い、理由を知るには見て
 みるしかないと答える。
 ジェイが憂いの篩は調達が難しいと言うが、カナの
 輪の協力があればきっと大丈夫、すぐに見つけられ
 る、私達に必要なのは…と言いかけた時、メルーラ
 が来る。


 メルーラはじゃあ私が「R」のリーダーに会った事
 も聞いたかと言い出し、ペニーがそんな大事な事を
 黙ってたのと驚くと、メルーラはそりゃそうよ、

 皆に事情を話す。
 ちょっと独りで考えさせてくれとアンドレ。
 自分がさらわれたのが私の父のせいとは信じられ
 ないとコーリー。
 頭が…くらくらするとバディーア。
 家庭の事情だからとやかく言わないとタルボット。
 気持ちはわかる、真実を知って辛かったでしょうね
 とリズ。
 暗い一面を持つ人には共感出来るが、これはちょっ
 と暗すぎるとビクター。
 私の父と決闘する事になるのかとディエゴ。
 父が悪者なら私もか? そんな訳はないよな?と
 バーナビー。
 親は本当に子供を振り回す、そんな権限を持たせる
 べきじゃないとチューリップ。
 家庭環境がぐちゃぐちゃなのは私の方かもとメルー
 ラ。

 いきなりこんな事になって、何をどうすればいい
 のかわからなかった、まさか父親が…と言うと、
 トンクスが困惑するのは仕方ない、でも同時に「R」
 のリーダーでもある、

 それは私の事を許せないと言ってるのかと聞くと、
 皆も同じ気持ちかはわからないが、私はちょっと
 頭の中を整理する時間が欲しい、だから又後でと
 言い、去っていく。
 後を追うように皆がいなくなり、メルーラに何て
 事をしてくれたの、度を超すにも程があると怒ると、

 わからない、あなたと違って私はこの状況を修復
 する為に手を尽くすつもり、

 捨て台詞を残して去る。

 商売敵が誰なのか(双子)探してと依頼される。

 

 ボンバーダ・マキシマ 

 

  07−43| 父は何でも知っている

  大広間。
 ベンは私が「R」の手先じゃない保証はあるのか、
 今は違うとしてもなるかもしれないと言う。

 もっと違う対応の仕方をすべきだったが、あまり
 にも色んな事が起こりすぎて対処しきれなかった。
 父は理解したいが「R」のやってる事には同意出来
 ない。
 私も凄く辛かったのはわかって欲しい、何年も音沙
 汰がなかった父がいきなり現れ、私達が壊滅させる
 事を誓ったグループに加われと言ってきた。

 アンドレに「R」壊滅の気持ちに変化はあったかと
 聞かれ、いいえ、私を使おうとしたように逆に使っ
 てやるのはありだと思うと答える。
 これでリーダーと話が出来るようになり、うまく
 やればずっと抱えてる疑問の答えがようやく得ら
 れるかもしれないと言うと、チューリップはたとえ
 相手が父でも立ち向かうなら絶対に油断しちゃいけ
 ない、


 皆が賛同の意志を示す。

 私はダンブルドアに事情を話すべきだと言う。

 校長室。
 そこにはペレグリンがいた。

 何を言ってるの、何になるのと否定すると、機会が
 欲しいだけ、ちょっとした冒険になって楽しいかも
 と言い出す。
 ダンブルドアが君の冒険はとんでもない事態を引き
 起こす傾向にある、クィディッチのピッチにマン
 ティコアが現れたのも君のせいだと言う。
 ペレグリンはたった1回逃がしただけで一生こう
 言われると苦笑するが、父を知っている事に驚く。
 とても優秀なスリザリンで変身術に特に長けていた
 と言うと、ペレグリンはダンブルドアという素晴ら
 しい先生に恵まれたからと笑う。
 罰則の一環として練習させてた甲斐もあった、色々
 と覚えている、絆を築き直すなら

 学校の半分が王族だと信じた事もあった。
 1年の頃「トレジャーハンティング」チームを結成。
 監督生で主席。
 あんなにも反抗的な態度を取っていたのに、いつも
 先生のお気に入りだった。
 勉強熱心で他の生徒の勉強も手伝っていた。
 伝説の中に真実を見出すのが好きだった。
 問題を起こしても言葉巧みに罰を回避していた。
 いつもクラスメートに手助けを惜しまなかった。
 5年生の時、呪われた魔法道具で大事件が起こった。
 誰に対してもマイナスの感情しか持たなかった前任
 の管理人でさえ、ペレグリンを気に入っていた。
 私達兄妹も似ている所がたくさんある。
 ペレグリンは母もスリザリンで、それがきっかけで
 知り合ったと言う。
 結構な人気者で同じ位反抗もしてたみたいと言うと、
 まあ口は上手い方かなと笑う。
 ダンブルドアがそれが一番の強みかもしれないと
 言うと、いえ、パトローナスを完全な形で出せるの
 が一番の強みと否定する。
 成り行きでホグズミードに行く事になる。

 三本の箒。
 ペレグリンはロスメルタに名を尋ね、それは「美し
 い女将」という意味かとお世辞を言う。
 父さんと私が聞き咎めると、ロスメルタが父なの?
 と言い、ペレグリンが自己紹介してバタービールを
 2つ注文する。
 校長室にいたのはサプライズ、話がしたかったが
 下手に連れ出すとと言いかけ、誘拐したと思われる
 と言いたいの?と怒ると、耳が痛いと笑う。
 ダンブルドアにバラしたかもしれないと言うと、

 進路について聞かれ、話はそれかと驚きながらも
 学校外で実習をしたと言うと破顔し、将来をしっ
 かり考えているとわかり嬉しくて仕方がない、お前
 はやはり母さんの子と褒められるが、父に似るより
 いいと言い返すと、傷つくじゃないか、でも言う
 通りこの世に2人も私のような人間がいたら大変だ
 と言う。
 「R」に加わるか考えてくれたかと聞かれ、そんな
 時間なかった、何をしようとしてるかもまだわから
 ないと否定すると、説明させてくれと言う。
  大きな陰謀が企てられ、魔法省を蝕んでいる。
 どこまで地位の高い役員がからんでいるかわから
 ないから、

 魔法省にそんな人はいなかったと言うと、少し掘り
 下げて考えれば心当たりがあるかもしれないと聞き、
 裁判の前に真実薬を盛られたと話す。
 ペレグリンは激怒し、

 私の背後でバタービールを持って立っていたロス
 メルタに怒鳴ると、取り落として狼狽えながら去っ
 て行く。

 豹変ぶりに眉を潜め、やっぱり来るべきじゃなかっ
 たと言うと、あいつらがそんな事をしたのがショッ
 クでと言い訳をし、これで「R」のやっている事が
 どれだけ重要かわかっただろうと言う。
 言葉だけじゃ信じられない、証拠を見せてと言うと、
 必要な証拠を全て手に入れてある、まだ教えたい
 事がある、ちょっと歩こうと言う。

 ホグズミード駅。

 駅が大好き、この世には色んな可能性があると言わ
 れ、同意すると喜び、覚えていないかもしれないが
 昔はすごく仲良しだった、冒険に連れて行ってくれ
 と泣きつかれ、家の中で宝探しの地図を作った事も
 ある、ジェイコブより先に見つけたなどと話し、
 マダムに八つ当たりしたのは済まなかった、どう
 思っていようと傷つける事は絶対にしない、信じて
 くれるかと聞かれ、これっぽっちも信じられない、
 「R」のリーダーで

 怒ると、そんな風に思うのは止めてくれと言う。
 昔とは違う、別居する前はいつも家にいて家族の皆
 が幸せだった、それがだんだん長旅をするように
 なり、祝日や誕生日に戻る事もなくなり、他人みた
 いにわからなくなったとうつむく。
 ペレグリンは幼い頃の思い出話をするが、私は右側
 の電車を待つ若い親子に目をやり、思い出は思い出
 でしかない、色んな事が起こったのに全く姿を見せ
 てくれなかったと言う。
 だから戻って来た、一緒にいい世界を作ろう、魔法
 省から腐敗と偽りを排除し英雄になれる、何よりも
 又家族として生きていく事が出来る、「R」に加わ
 ればそれが可能になると言われる。

 どんなにいい思い出があってもあの頃にはもう二度
 と戻れないと思い知らされたと言うが、これから
 いい思い出を一緒に作っていく為にも加わってくれ
 る事を願っている、又会おうと話が噛み合わない。

 中庭。
 ペレグリンに言われた事を考える。
 本当に腐敗しているのか?

 そこへオリビアが来て悩み事?と聞く。
 グリーン先生と言いかけると、

 色々考え込んでいるようだ、経験があるから手助け
 出来るかもしれないと笑う。
 何かおかしいのか?と聞くと、機密部でよく言わ
 れているジョークを思い出したと言う。
 働いていたのかと聞くと、肯定も否定もしない、


 え? 今何て? 頭の中で色んな考えが巡ってて、
 私の言葉を聞いてなかったとうそぶく。

 おやつ休憩を取れてる限りはと困った顔をする。
 一体何の為にホグワーツに来たのか?
 哲学的な質問をしてきた、私を名前で呼んでもいい
 か、ジェイコブの事があるからずっと前から知り
 合いのような気がしてると聞く。
 話は聞いたと答えると、私が活発な性格だとちゃん
 と言ってくれたか?
 ベストが趣味が悪いと言っていたと嘘をつくと、
 オリビアは怒り、私のファッションセンスがいい
 からきっと嫉妬してる、昔からそう、

 記憶という言葉で聞きたかった事を思い出し、ジェ
 イコブがどんな生徒だったのかと聞く。
 恐らく自分を優等生だったと言ってる、彼らしいと
 昔の事を話す。
 レークピックが学校を訪問したのは覚えてる、ジェ
 イコブが興奮してた。
 呪われた部屋以外はかなり普通の学生生活だった。
 2人が叱られないように私が気をつけてあげてた。
 2人はいつも浅はかな計画を立ててた。
 才能のあるスリザリンだったが、衝動的な一面も
 あった。
 私がいなかったら最初の呪われた部屋は見つけられ
 なかった。
 ダンカンの死は悲劇的だった。
 レークピックとは1、2回しか会ってない、あまり
 話さなかった。
 ダンカンについて聞くと、事故で亡くなった、いつ
 も実験しててジェイコブはいつも励ましてた、

 他の魔法薬じゃなくて?と念を押すと、間違いない、
 あの時の事は鮮明に覚えてると言い、去っていく。
 嘘を言っている様子はなかったが、

 レークピックに協力してた筈なのに殆ど話さなかっ
 たと言ってた。



 シカンダーにどんなマグル道具が一番興味を惹くか
 調べるよう頼まれる。

 

  

 

  07−44| 記憶争奪戦

  訓練場。

 学生時代「R」と協力関係にあったと言うと、ベン
 がまあ最近はお決まりのパターンだねと言い放ち、
 皆当惑する。
 リズが黙っててと制すが、ベンは父が「R」のリー
 ダーという事実から目を逸らそうとしてるだけと
 非難する。
 否定し、「R」の真実を知る鍵になるかもしれない、
 協力してた事、記憶が何かおかしい事もわかってる、


 リズがもう止めて、本当に関わってたかどうかは
 わからない、

 だからこそ記憶について調べるべき、最後に話した
 時ホグワーツにはいい思い出しかないと言ってた、
 問い詰めて初めてダンカンの死を思い出し、細かい
 事実−死因が違う−のズレがあったと話す。

 オリビアの注意を引きつけ、その隙に瓶を持ち出す
 計画を立てる。

 魔法生物飼育学の教室。
 以前同様、ティムにニフラーを追いかけさせる事に
 する。
 リズにニフラーを抱っこしてもらい、バーナビーに
 透明マントを貸して手助けしてもらうよう頼む。




 オリビアのオフィス。
 中庭でワンプスキャットが現れたという声が聞こえ、
 ジェイに見張りを頼み、瓶を取り出すが、

  オリビアに見つかってしまう。

 忍び込んだのはこの瓶を探す為、先生の記憶が入っ
 ていると言うと驚く。
 記憶が操作されてると思うと言うとちゃんとしてる
 と否定するが、


 どうしてこんな事をするのかわからないが、問題を
 起こした事に変わりはない、


 校長室。
 そこにはリズがいた。
 ダンブルドアの中庭の騒動と関連があるかとの問い
 に、オリビアはそうだと思う、ティムには睡眠呪文
 を使い、ケトルバーンに保護地に輸送を頼んだと
 説明する。
 記憶を持ち出したかっただけ、レークピックがアズ
 カバンで言ってた箱と同じに違いないと聞き、ダン
 ブルドアがオリビアに確認するが、イニシャル入り
 の瓶があった事は認めながらもオフィスに忍び込ん
 だ事実は変わらないと断言する。

 オフィスに忍び込み、危険な生物を学校の敷地内に
 放したと言い分を聞く。
 私のせいでと謝ると、ダンブルドアは「R」と呪わ
 れた部屋のせいで学校も生徒も危険にさらされた、
 それは私のせいではない、リスクを冒しても学校を
 救ってくれた、


 釘を刺し、

 オリビアはまだ見る心の準備が出来ていない、もう
 少し考える時間が欲しいと言う。
 ダンブルドアは記憶はここへ移動させておくから、
 気が変わったら見に来るといい、私達にはここで
 話した事をしっかり覚えておくようにと言う。
 出て行こうとすると、

 オリビアに呼び止められる。

 DADAの教室。
 オリビアは私の記憶が何かおかしい、瓶に私の頭
 文字が書かれてると言われた時、何が何だかわから
 なくなったと言う。

 協力してたかどうかを知るのが恐いんですね、でも
 過去の行いが全てじゃない、今のあなたは全く違う
 考えを持っている、

 まだ悩むオリビアに一つだけ言っておきたい事が
 ある、ジェイコブは呪われた部屋の肖像画の中に
 何年も囚われ、凄く辛い思いをし、成長も止まり、
 今でも学生時代の姿のままだと話す。
 オリビアはずっと学校から追い出されたと思ってた、
 まさかそんな目に遭ってたなんてと驚く。

 オリビアは記憶を見ると決め、準備が出来たら連絡
 すると言う。
 私は今日あった事を兄に報告してくると言うと、


 期日を過ぎた本。
 ピンスに返却しない人を探し出し、回収して欲しい
 と頼まれる。

 

 ブレンダー 

 

  07−45| 思わぬ展開

  湖畔。
 ジェイコブと会い、オリビアのオフィスに忍び込ん
 だ事、校長室でペレグリンに会った事、メルーラに
 「R」が父だとばらされた事を話す。
 ジェイコブはメルーラは信用ならないと言った、
 あいつのせいで滅茶苦茶だと怒るが、随分色んな
 情報を集められた、ペレグリンに言えば喜ぶと言わ
 れ驚く。
 ペレグリンは又一緒に夕食をと言い、今度は怒って
 ないのと聞くと、ただ飯が食べられるからとはぐら
 かされる。
 怒ると、

 退席しないと聞き、一緒に行く事にする。

 三本の箒。
 ペレグリンは手紙を受け取った、何があったのかと
 聞かれ、

 オリビアやレークピックの事を話す。
 ジェイコブに聞かれるが、ペレグリンはオリビアを
 覚えていなかった。
 記憶が操作されていると聞き、

 豹変し、私にも似たような事が起こったと憤る。
 ペレグリンはジェイコブを寝かしつける時に自分の
 冒険を話して聞かせたと言うと、ジェイコブが嬉し
 そうに同意し、いつか冒険の事を聞かせてくれと
 言われ、いつかなと笑う。
 この前まで縁を切る勢いだったのにと驚くと、怒っ
 ても何も解決しない事に気づいたと言う。
 ペレグリンは怒らずに落ち着いて話をしてくれるの
 が嬉しいと言うと、


 消灯時間前にホグワーツに戻ろうと席を立つが、
 ジェイコブは残る、自分の話をしようかなと言う。

 大広間。
 チャーリーとタルボットとキアラは、私が校長室に
 呼ばれたと聞き、心配していた。
 詫びると、チャーリーはオリビアの調査はこれで
 打ち切りか、「R」の事はどうすると聞く。
 タルボットも「R」を壊滅させる事は今でも目的か
 と言い、キアラも未来について色々聞きたいと言う。

 色々と話し合った結果、オリビアの調査は今は保留、
 3人はメルーラを追放すべきか、何らかの決断を
 下さなければいけないと言い、投票で決める事に
 する。
 誰が話しに行くかと聞くと、私が適任だと言う。


 大階段。

 メルーラを呼び止め、

 メルーラは結成したメンバーの1人、追放出来る訳
 ないと怒り、なぜわざわざ来たのかと聞く。
 知る権利があると思った、投票前に事情を説明すれ
 ば、変わるかもしれないと言う。
 いたいの? 
 いたい、私にはカナの輪しかないと言う。
 ベルッカは?

 輪の皆は私の意志を破れぬ誓いで縛り付けたりしな
 いと聞き、驚く。


 両親が投獄されてからベルッカしか頼れる人がいな
 かった、誓いを立てた時は「R」のメンバーとは
 知らなかった、私を気にかけてくれてるのではなく、
 ただ利用する事しか考えてなかった、5年生が終わ
 った後の夏休みに「私の本当の家族に忠実である」
 と誓いを立てた。
 レークピックに怒りを感じ、復讐を果たす為なら
 何だってした、そんな時に手を貸すと言われた。
 じゃあ魔法薬学の教室で言った、最後の呪われた
 部屋を出た後に「R」が連絡してきたというのは
 嘘だったのと咎めると、わかってる、私がペレグリ
 ンに会うまでは本当の事をいうなと言われてた、

 初めて名前で呼んだ?
 聞き間違いじゃない、合流する、こんな事はさっさ
 と終わらせたいとはぐらかされる。

 訓練場。
 投票前にメルーラに話す機会を与える。
 従わないと私は死ぬと聞き、何人かは動揺する。


 棄権4。
 残る事に賛成したのは


 (コーリーの左にいるキアラも含め)8人。
 反対したのは

 8人。
 私が困っていると、メルーラはまだ私が投票して
 いないと言う。
 考えた末に賛成するが、

 …後悔する事にならないといいけど…と呟く。

 スネイプ先生の手伝い。
 後日出す課題の為にペニーに手伝いを頼んだが、
 ペニーは私を助っ人として選んだと言う。

 

 ダグボッグ 

 

  07−46| 完全なる撤回

  校長室。
 ダンブルドアに呼ばれたのは、オリビアと一緒に
 記憶を見る為だった。


 最初はジェイコブと話している所。
 これをやらないわけにはいかないと言われ、露骨に
 嫌な顔をする。

 次は鏡?に向かって誰かと話しているレークピック。

 オリビアが盗み聞きしている。
 会話はよく聞こえないが、オリビアは怒り、

 次はオリビアが泣いている所。

 あなたのせいとなじる。
 ジェイコブがどこにいくつもりだと聞くと、レーク
 ピックに会いに行くと言って立ち去る。
 次はレークピックに怒っている所。
 ダンカンが死んだのはあなたの計画のせいと詰め
 寄るが、死んだのは残念とうそぶく。

 それは困りましたと言い、

 何も言わなければこんな事にはならなかったのに、
 でももう遅い、これで「R」の上手を取れる、私を
 裏切ろうなどとは思わないと言う。
 記憶はもらっていく、

 やはりレークピックがオリビアの記憶を…
 戻るとすぐオリビアは出て行ってしまう。
 何を見たかと聞かれ、ダンカンの強力なエルンペン
 トの魔法薬を作る計画を知ってた、

 ダンブルドアは「R」と関係している可能性が高い、
 私が動揺しているのは父と関係があるのかと聞かれ、
 「R」のリーダーだと話すが驚かない。
 実はおかしいと思っていた、

 自分に出来る事はするつもり、オリビアとさっきの
 記憶について話し合うように言われる。

 オリビアのオフィス。
 さっきは辛かったが、ジェイコブが閉じ込められて
 た話を思いだして逃げなかったと言われ、2人で
 見た事について話し合う。

 そんな事言ってなかったと口を滑らせたが、言って
 おいた方がいいと思い、

 オリビアは自分も辛い思いをしてると思ったが、
 私も複雑な状況に置かれていると同情する。

 三本の箒。
 信頼出来る筋から聞いたと、マインドコントロール
 の計画を話すが、

 計画の全貌を話してと言う。

 全く無害、私が加わればこの世界を正すチャンスが
 生まれる。「R」は私自身を含め、来るのを待って
 いると言い、立ち去る。


 舟小屋。
 メルーラは以前より周囲が優しくなった、1年生が
 手助けを求めてる、ペニーのせい、

 誓いを破る事になるかはわからないが手助けが必要、
 理由は何?と聞かれ、

 お世辞を言うと色んな人から協力を得られる、それ
 が事実に基づくものなら尚更と機嫌を良くし、手伝
 うと言う。
 マインドコントロールについては?
 知らないと言う。
 バークやCDの事は知ってた。
 あの時は「R」に加わらないからベルッカに怒られ
 た、

 意味はわからないが重要な事だと思った。
 重要な仕事を2つ任された。
 1つは私、もう1つは

 王冠の名は?
 覚えてない。ま行? な行?
 なぜかは知らないが、協力したかった訳ではないと
 言われ、ベルッカのせいで手を汚す羽目になってる
 となぐさめる。

 湖畔。
 オリビアの記憶とマインドコントロールについて
 話すが、ジェイコブは魔法省が腐敗してるなら正す
 のは必ずしも悪いとは思わないと言い出す。
 悪い事と否定するが、魔法省が身内を有罪にすると
 でも?

 最近まで突き放してたのに今は肩を持つ、一体何が
 あったの?
 最近何をしてるのか、退学になってからどれだけ
 呪文を学んだのか知りたがってたと笑う。
 それはきっと操られてる、取り込もうとしてると
 言うと、お前にとやかく言われたくない、ちゃんと
 考えて行動してるし自分の身は自分で守れると怒る。

 次からはメッセージがあっても無視する、



 フィルチにミセス・ノリスを探して欲しいと頼まれ
 る。

 

  

 

  07−47| 輪と王冠

  オリビアのオフィス。
 ペレグリンと会ってマインドコントロールの事は
 否定しなかったがはぐらかされたと言うと、オリ
 ビアはかつての同僚みたいだ、全部聞かせてと頼む。
 オリビアが自分の記憶に実感がわかないように、
 私も最初にレジリメンスでジェイコブが話しかけて
 来た時はどうかしたのかもしれないと思った、今
 でも誰を信用したらいいのかわからなくて恐い事が
 あるが、オリビアは信じられると言うと喜ぶ。

 「R」は間違ってる、阻止しなくてはと言うオリ
 ビアに、王冠の話をする。

 オリビアは魔法省で新人の自分に色々と教えてくれ
 た人がいる、ずっと謎について研究してるから信頼
 して大丈夫と言う。

 魔法省の多目的室。
 オリビアは誰よりも知識が豊富な記録官、エルトン
 を紹介する。



 エルトンは 500年以上生きており、見えない犬と
 会話していた。
  (注・犬がちゃんと表示される人もいる。原因は
  不明)
 私から話すようにと促され、

 それはムネメの王冠だと言う。
 伝説的な力が秘められ、

 危険な道具故、何年も前に誰の目にもつかない所に
 隠されたが、持ち出されたのなら我々全員が危険に
 晒されている事になる。

 その闇の巻紙の魔法使いは?
 ダイ・リュウサキだと聞き驚く。

 中庭。

 わかった事を皆に話す。
  「R」の目的はマインドコントロールで、魔法省
 の腐敗を正そうとしている。

 メルーラが持ち出したムネメの王冠を使うと、他人
 に自分の思考→記憶を植えつけられると言うと、
 ペニーはペレグリンは「R」が悪者じゃないと言っ
 ていたが、善人のする事じゃないと否定する。
 コーリーも同意するが、チューリップは魔法省と
 比べたら「R」の方がまだましだって可能性がある、
 お金とコネさえあれば何でも見て見ぬフリをして
 くれる、例えばルシウス。
 両親はいつも話してる、デス・イーターが勤務して
 る疑いまで持ってると言うと、ペニーが話を戻し、
 まだ闇の巻紙を手に入れてなければ時間があるって
 事じゃない?と聞く。

 コーリーは絶対に渡してはダメ、チューリップは
 そう?と言う。

 湖畔。
 ジェイコブを呼び出す。

 話を聞いたジェイコブは、「R」のやろうとしてる
 事について、もう少し広い心で考えてもいいんじゃ
 ないかと言い出す。
 あんなに−何年も閉じ込められる−酷い目に遭った
 のに?
 あれはレークピックが悪い、ちゃんと状況を理解
 出来るようになったから(考えが変わった)、最近
 ペレグリンのしている事は普通じゃないが立派だと
 思えるようになった

 この計画に加われる事がどんなに幸せかわからない
 だろうが、もう時間がない、早く決断してもらわ
 ないとと言われ、友達に会うとの口実で別れる。

 三本の箒。
 ペレグリンと談笑する友達がいた。

 ペニーがこんなにも面白くてチャーミングな人だっ
 たのねと笑うが、だまされちゃダメ、良く思われる
 為の演技と釘を刺す。

 ベンはこの人は信用出来ない、ジョージは僕達も
 知らないホグワーツの秘密通路を知ってる、コー
 リーは皆敵と仲良くしちゃってるぞ、フレッドは
 楽しく過ごすのはいいけど何か腑に落ちないと否定
 的な見方をする。
 トンクスは想像と全く違う、リズが人を楽しませる
 のが上手で何だか変な感じ、メルーラは私にはずっ
 と話しかけてこないと言う。
 どうしてそんなに知ってるの?
 私は聞き上手、どの子も面白い体験をしている、


 これ以上友達に近づかないで、

 

  

 

  07−48| 証拠となる記録

  三本の箒の前。
 話したい事とは何だと聞かれ、

 誰かに利用されてないか確かめたかったと正当化
 され、友達がそんな事する訳ない、親子だから自動
 的に信用する訳じゃないと怒る。

 魔法省が腐敗してる証拠はどこにある?
 私の幼い頃、魔法戦争に参加した。

 母まで失う所で恐かった。
 無能なジェンキンス魔法大臣が指揮を執り、魔法省
 は闇の帝王を捕まえる努力をせず、攻撃されたマグ
 ルの記憶操作に集中していた。
 友達を失った。

 今でも魔法省内にデス・イーターが潜んでいる。
 カルカロフはダームストラングの校長、マクネアは
 死刑執行人、マルフォイは職員を何人も買収し、
 口出しする権限を得ている。
 闇の帝王のスパイだったオーガスタス・ルックウッ
 ドは極秘の仕事の口なしとして働き、内部にスパイ
 網を敷く事に成功したが、カルカロフに裏切られ、
 アズカバンに送られた…
 話し続けるうちにペレグリンが頭に血が上るのを
 見て、慌てて気を逸らす。
 本当にそんな方法でいいの?
 ペレグリンは巻紙の半分は随分前に入手し、





 オリビアのオフィス。
 最近ジェイコブはペレグリンと意見が合うみたいで
 私に「正しい決断」をするよう迫ってきてる。
 ペレグリンが私の友達と喋ってるのを見た。

 それ以上にペレグリンを気に入った友達がいる事が
 腹立たしい。もう何が何だかわからなくなってきて
 いる。
 ここへ来た理由を聞かせてと言われ、魔法省が腐敗
 してると言われた事を話す。
 オリビアはペレグリンの話を否定せず、残念だが
 魔法省が必ずしも再現の決断を下すとは限らない、
 間違いとわかっても考えを変えない人もいると
 言う。

 オリビアはその人を物として所有するも同然と眉を
 ひそめるが、それで思い出した、


 何を一番恐れてる? 
 家族と何を二択として出されるのが一番辛い?と
 聞かれ、友達と答える。
 家族を、ジェイコブを差し置いて友達を選べるかと
 言ったら… 友達が私の立場だったら私を選んで
 くれるのかな?
 オリビアは何が起こるにせよ、あなたは一人じゃ
 ない、私が側にいると励ます。
 妹ではなくお気に入りの生徒、卒業したら友達に
 なりたいと言われ、顔を曇らせる。
 リュウサキの事について、まだ話してない事がある
 んじゃないかって気がしてならない。
 オリビアはエルトンに会いに行こうと笑う。

 魔法省。
 偶然ムーディに会い挨拶するが、オリビアに予想外
 の事にも常に備えてなきゃだめ、何が起こるかわか
 らないとたしなめられ、ムーディも同意する。


 オリビアがキャルって呼ぶのは?と聞くと、絶対
 使っちゃいけないと否定し、どこの部署かと質問
 しようとするとムーディに止められ、行っていいと
 言われ立ち去る。
 ムーディに今迄起こった事を話す。
 カナの輪にメルーラを残した。
 ムネメの王冠。
 「R」はダイ・リュウサキの道具の材料をほぼ全て
 揃えてる。
 「R」のリーダーは父
 オリビアはジェイコブの友人で、それがこの件に
 関わってる理由と話す。
 「R」のマインドコントロール計画。
 メルーラがベルッカと破れぬ誓いを立てたらしい…

 ムーディは私を案じ、他の闇祓いにも知らせておく、
 「R」阻止にすぐに行動に移さなければと言う。
 ペレグリンは?
 例え父親でも野放しにしておく訳にはいかない。
 計画実行には開心術士が必要と言うオリビアの言葉
 に、もっと早く教えて欲しかったとぼやく。
 エルトン−あのよぼよぼの記録官−に会いに来たと
 聞き黙り込むが、この事は又後で話し合おう、変に
 目立つ行動は絶対に避けろと警告する。

 魔法省の多目的室。
 「R」の計画を話し、リュウサキについて教えて
 欲しいと言うと、



 魔法省のアーカイブ。
 驚くと、オリビアは何千年にも及ぶ魔法界の歴史が
 保管されていると言う。
 全部管理しているのか?
 エルトンはヘルベルトと一緒に綿密に整理している
 と笑い、

 ダイ・リュウサキの記録を調べる。
 ムネメの王冠は思考を高めて投影する事が出来る。
 肖像画には必ず独特な腕輪が描かれている。
 ギリシャに旅行した時に王冠を見つけた。
 リュウサキ本人が書いた資料を見つけ、オリビアを
 呼ぶ。
 リュウサキは王冠の「思考の投影」という特性を
 使い、医学界への貢献を図った!?


 「この知識は誰にも渡せない。
 悪人の手に渡れば、この情報は社会を危険に晒す事
 になる。
 この手で自分のライフワークを破壊するのは辛い事
 だが、やらなければ。
 巻紙はもう既に隠しておいた。
 私の人生最大の発明は魔法界を助けるものとなる筈
 だったのに、それによって魔法界が破滅に追いやら
 れる可能性がある!」
 オリビアは自分の過ちを正そうとしてたのねと言い、
 私はリュウサキが社会に貢献しようとしてた、闇の
 魔法使いじゃなかったと驚く。

 ペレグリンはこの事を知らないかもしれない、警告
 しないと…
 
 「決闘とダンス」。
 ディエゴの理論−両者は同じもの−を証明するのを
 手伝い、同じではないが源−情熱−は同じとわかる。

 

 ゴミをタヌキに変える 

 

  07−49| 発見

 魔法省の多目的室。
 ダイ・リュウサキは医療目的で使おうと考えていた
 が、危険過ぎる事に気づき破壊する事にした。
 一体何が起こったのか?
 エルトンは経緯を知っていた。
 リュウサキは誤解で逮捕され、処刑された。
 雨の日にイングランドで死んだ。
 国際魔法使い連盟が逮捕を命じ、魔法省は闇の魔法
 使いであったかのように歴史を書き換えた。

 ただの誤解で死ぬ事になった?
 そんな失態を認めたら恥曝しになる、メンツを保つ
 為に取り繕った。
 オリビアが酷い奴等と驚くと、エルトンは市民の
 安全を守る機関がこんな大失敗をしたと知ったら
 信用出来たか?
 危険な発明品について嗅ぎつけ、再現しようとした
 らどうなっていたか?
 オリビアはちゃんと世間に知らせる必要があると
 言い、エルトンに聞かれて私も同意する。
 ミスで歴史を書き換えるなんてダメ、それは逆に
 繰り返される原因になる。

 エルトンは特別部隊の一員だった。
 後にも先にもあんな失態はない。

 リュウサキが後悔し、他の誰にも再現して欲しく
 ないと思っていた事を伝えなければ…

 漏れ鍋。
 アーカイブで調べた事を話す。
 リュウサキ自身の文書を読む事が出来たと聞き、

 魔法省が更に嘘を重ねている可能性がある、これは
 時間稼ぎなのか?
 全部調べ終わるまで答えは出せない。
 卒業までに答えを出してもらわないと困ると言い、
 席を立とうとした時

 落とした腕輪を見て気づく。


 魔法省のアーカイブ。
 エルトンにリュウサキが身につけていた腕輪につい
 て聞く。
 少なくとも9つの指輪を回収し、うち2つは純粋な
 翡翠だった。
 腕輪については…と、2人で資料を調べる。

 魔法省から盗まれ、死んだときに身につけていた
 腕輪で、ずっと回収しようとしているがいつも惜し
 い所で逃している。
 悪人が持っている事が多く、

 魔法法執行部。
 アーサーに会う。

 食が細いとジェイコブを気遣うが、実はペレグリン
 に騙されている気がすると打ち明けると、家族は
 すごく複雑なもの、だが時には間違いを犯させる事
 が最善−失敗や間違いを重ねる事でようやく成長
 出来ると言われる。
 どんなものにも魔法はかけられるが、かけられた
 道具か否かをすぐに見分ける事は難しい。
 たいていの場合は触れたりしないとわからず、闇の
 魔法なら危険極まりない。
 対象の性格ががらっと変わる事もある?
 そういうものもある、CDのように身体的な変化を
 もたらす強力なものもある。

 かなり強力な呪いじゃないとダメだが、出来ない事
 ではない。
 もしやペレグリンは…
 触らずに確かめる方法は?
 時々感じ取る事が出来る、例えば背筋が凍り付く
 ような感覚…
 アーサーは呪われた道具の権威を紹介してくれると
 言う。

 魔法省の多目的室。
 現れたのはキャラムだった。

 なぜゲーム・スポーツ部にいたの?
 キャラムは答えず、資料を出す。


 今にわかる。
 資料を調べ、道具に呪いをかける方法の多さに驚く
 と、魔法は感情によって左右されるもの、ホグワー
 ツで学ばないのか?
 学ぶけどそこまで強く影響するもの−知らないうち
 に道具に呪いがかけられるなんて思いもしなかった
 と返すと、意図しない魔法の付着はよくある、だか
 ら魔法事故巻き戻し局が存在すると言う。
 魔法は驚く程不安定なもの、感情ひとつで呪文の
 強さが変わる。
 杖は知覚を持ち、持ち主と絆を築き、中にはその時
 に必要な呪文を予想出来るものもある。
 決闘中に感情が極限まで高ぶって、コントロールが
 きかなくなったら、その時に使ってた道具に間違っ
 て魔法が付着する可能性がある?
 悲劇的な死を遂げる寸前の魔法使いが意図せずに
 魔法をかけてしまうとか?
 大いにある、どうして呪われた腕輪の事を調べてる
 んだ?
  父の事を話すと謝り、手伝った礼を言うと他の呪い
 破りの助けになれて光栄…
 あなたも呪い破りなの?
 ただの清掃員。
 ?
 魔法ビル管理部で清掃員として働いてる所に会いに
 行けばいいの?
 キャラムはうなずき、ジェイコブに会う事にする。

 「なくなったファイル」。
 エルトンのレシピを探し出す。

   

 ノグテイル 

 

  07−50| 転換期

  湖畔。
 ジェイコブにリュウサキの腕輪の呪いの事を話すが、

 否定し、ペレグリンに一緒に会って聞こうと提案
 する。


 三本の箒。
 ペレグリンはリュウサキの魔法道具をいくつも持っ
 ており、腕輪は10年以上前にアラビア海の海底で
 最初に見つけた、念入りに調べたと腕輪をテーブル
 の上に置く。

 ジェイコブが手に取る。

 私も確かめるが…

 ジェイコブに冷たい感触は金属のせいと言われる。
 話してくれた礼を言うと、悩みは一緒に解決する
 のが家族、「R」に加わるかどうかも例外じゃない
 と言う。
 又それねと眉をひそめると、ジェイコブはレーク
 ピックがいない「R」は前とは大違いと弁護する。
 私が睨むと、ペレグリンはこれで切り上げよう、
 よく考えてくれと言う。
 
 大広間。
 ジェイコブが「R」に戻った事を話す。


 キアラとコーリーはありえないと否定するが、

 共感出来なかった、たとえ腐敗してたとしても魔法
 省の職員は人間と言うと、

 チューリップの言葉に違う視点から見る事に気づき、
 キアラのアドバイスでジェイコブに会う事にする。

 湖畔。
 ジェイコブになぜ戻ったのか聞く。
 魔法省では腐敗した職員が働いてる。
 閉じ込められていたのはレークピックのせい、単独
 行動していたと聞いて僕の中で何かが変わった。
 罰を逃れたデス・イーターがいる、魔法省は社会を
 守るという義務を放棄した。
 だから戻った、魔法省がやらないなら誰か他の人が
 やらなきゃいけない。
 納得はするが共感出来ない私に、

 もうすぐリュウサキの発明をテストすると言われ
 驚く。
 私程ではないが自分も開心術士、テストを提案した
 と言う。


 「ケトルバーンの療養」。
 マクゴナガルに魔法生物の世話を頼まれる。

 

  

 

  07−51| シンプルな実演

  魔法省のアーカイブ。
 エルトンに会い、どうすべきか相談する。

 なぜ闇祓いを頼らない?
 信頼出来ないから。


 中庭。
 コーリーがメンバーの何人かを集めてくれた。


 チューリップの言葉に、

 そこへメルーラが来る。

 ペレグリンは私に見て欲しいらしいが、ベルッカは
 何かを隠してるような感じで嫌な予感がすると言う。
 コーリーはチャンス、メルーラは仲間になったフリ
 をする必要があると言う。
 連れて行けるのは1人だけ。

 考えた末、タルボットにする。

 実験はどこで?
 行けばわかる、私がよく知ってる場所だと言う。

  叫びの屋敷。
 協力するつもりになった、魔法省は腐敗してると
 聞いたペレグリンは喜ぶ。

 色々と質問をし続け、その間にタルボットが後ろに
 置いてあるムネメの王冠を取ろうとするが、ペレグ
 リンに気づかれ、ペトリフィカス・トタルスで金縛
 り状態になる。

 ペレグリンはいい実験台と言う。

 2階。



 ペレグリンはジープが盗んだ杖で魔法薬を仕上げ、
 ジェイコブに飲ませる。
 タルボットの代わりに私が実験台になると懇願する
 が、

 ジェイコブがムネメの王冠を被る。





 だが、ジェイコブの様子がおかしい。



 ペレグリンが本音を漏らす。



 だが…

 ジェイコブが正気を取り戻して王冠を投げ捨て、
 実験は失敗。



 王冠を吹き飛ばし、ジェイコブに姿くらましをと
 叫ぶと、ジェイコブはタルボットと私の手を取り、
 姿を消す。

 病棟。

 タルボットを見舞うが、意識は戻らない。
 ジェイコブはホグワーツが自分を受け入れてくれた
 事に感謝しながらも、騙され利用され傷つけたと
 悔やむ。

 何年も閉じ込められていた時、たった一つの願いで
 正気を保てた。

 どう思う?

 自責の念にかられるジェイコブに、

 兄である事に変わりはないと言う。

 ジェイコブはオリビアとダンカンに会うと言う。
 私はダンブルドアに(事後)報告をしに行く。


 「最終準備」。
 コーリーのアドバイスで「R」との対決に備える。

 

 ファーナンキュラス 

 

  07−52| 切っても切り離せないトリオ

  校長室。

 ダンブルドアは帰ろうとするオリビアを引き留める。
 事情を聞き、

 ダンブルドアが怒りつつも、咄嗟の判断がなければ
 もっと重症を負い、「R」も計画を進めていたと
 言われ戸惑う。

 オリビアは驚くが、見張り役を引き受ける。
 ダンブルドアは魔法省に連絡し、ペレグリンを捕ま
 える方法を話し合うと言う。
 どうするつもりですか?
 どうして欲しい?
 呪いとはいえ酷い事をしたのは変わらないと断言
 すると、どう転んでもかなり思い罰を受ける事に
 なると言われる。

 湖畔。
 緊張しているオリビアにまずジェイコブに会うよう
 に提案する。
 同意し、退学処分以来会っていない、一緒に「R」
 の仕事をしてた、ダンカンが死んだのはジェイコブ
 のせいと言ったと悔やむ。

 呼び出されたジェイコブを罵るが、気まずくなった
 と言われて当時のままの姿に気を取られたと会話が
 噛み合わない。

 終わりの見えない監禁生活、記憶を盗まれたと互い
 を非難するが、2人の話を聞き、オリビアはなぜ
 ダンカンに魔法薬を作らせたのかを知りたがってる
 と言うと、オリビアはその理由がわかれは許せる
 気がするとジェイコブを見る。

 オリビアは命じたのが「R」だと知り驚く。
 ジェイコブは「R」は僕達の大切な人達を消すと
 脅してきたと言う。

 オリビアはずっとジェイコブを責めてた、

 ジェイコブは伝えなかった事を詫び、オリビアは
 仲直りの一歩を踏み出せたと言う。
 2人に待つように頼み、ダンカンを迎えに行く。

 監督生のバスルーム。
 無理を言ってチャーリーに同行してもらう。

 呼びかけに応えて現れたダンカンは、誰とも話し
 たくないからここから出ないと言う。
 ジェイコブは死後に「R」に加わった事を非難する
 が、私が同意すると驚く。




 湖畔。
 一緒に来た筈のダンカンが見当たらない。
 2人が遅れてくるか来る事を止めるかの二択だった、
 でもオリビアはとんでもない約束でも絶対に守ると
 思い出話をしていると、ダンカンが現れる。
 何て言うか聞きたかったとジェイコブに挨拶するが、

 オリビアがこの挨拶が気まずい、皆そう思ってる
 わよね?とぼやき、場を和ませるジョークも思い
 つかない、私はどう?と聞く。
 リュークリコッタは普通の家より高くジャンプ出来
 ると言うとオリビアは驚くが、

 爆笑するオリビア、寒すぎる冗談は聞いてられない
 とあきれるダンカン、オリビアと一緒にいすぎと
 同意するジェイコブもつられて笑い出す。

 ジェイコブはダンカンに謝りたいと言う。



 ダンカンが死んだのは「R」のせいなのに「R」に
 又加わったんだって?と聞くと、ジェイコブは又
 抜けた、父が「R」のリーダーで自分を利用してた
 と答える。

 2人は自分のせいと思ってたけど、ダンカンは責め
 てないと言うと、ジェイコブは今すぐは無理でも
 いつか許してくれたら嬉しいと神妙な顔をする。
 オリビアがその方向で考えてる、ダンカン?と呼び
 かけると、謝罪を受け入れる、

 3人が再会して良かったと言うと、

 そこへふくろう便が来る。
 メルーラがペレグリンに関係がある事で話したいと
 言う。

 「昔のように」
 ジェイコブが今のホグワーツについて知りたいと
 聞き、協力する。

 

 マンドレイク回復薬 

 

  07−53| 予想外の申し出

  舟小屋。
 メルーラはベルッカの使いで来た、私と話したいと
 言う。

 会う事にする。


 ノクターン横町。
 ベルッカはメルーラを使いに出し、ペレグリンの
 様子がおかしい、単独行動したレークピックのよう
 だが影響が違う、このままでは「R」の計画に支障
 が出る、理由を知りたいと言う。
 ダイ・リュウサキのアミュレットの話をすると、

 ベレッカはペレグリンを元に戻すという目的は同じ、

 その為に協力しないかと言う。
 戻って来ないメルーラに苛立ち、


 湖畔。
 ジェイコブを呼び出し、ベルッカと会った事を話す。


 ジェイコブはムーディに会いに行こうと言う。

 魔法省。
 ムーディは闇祓いを信用せず、報告せずに行動した、
 理由を聞かせろと言われる。

 ベルッカの申し出は渡りに舟、

 ムーディはジェイコブにやらせようと言うが、それ
 ではベルッカが信用しない、私がやると聞き、考え
 直す。


 
 舟小屋。
 メルーラに協力すると伝えるが、詳細は話さない。
 メルーラはそれを察し、

 ベルッカとどう話せばいいかを教えてもらう。
 世間話も機嫌を取るのもじっと見られるのも嫌い…

 
 「イモリ」に向けて勉強。


 マッドアイの復讐。
 報告しなかった罰として、事務処理の手伝い他を
 命じられる。

 

  

 

  07−54| 練り上げられた作戦

  病棟。
 回復したタルボットを見舞い謝罪する。
 あんな事になるなんて思わなかった、

 ポンフリーに休養が必要と言われ、


 ホッグズ・ヘッド。
 ベルッカは自分の計画を話す。

  ペレグリンに服従の呪文を使うと聞き反対し、別の
 計画を考える。
 ベルッカがペレグリンに会い、合言葉「誰かが盗み
 聞きしているかもしれないわ」でジェイコブが姿
 現しする。

 ベルッカは失敗したら自分の計画を実行すると言い、
 出て行く。


 ノクターン横町。

 姿現ししたペレグリンは

 ベルッカのせいだと激怒する。


 ジェイコブとペレグリンは互いを非難し、その間に
 近づいてポケットのアミュレットを盗ろうとするが、

 気配を察したペレグリンにデパルソで吹き飛ばされ
 る。



 ベルッカの放った術からジェイコブを庇おうとする
 が逆に突き飛ばされ、ジェイコブが直撃をくらう。


 ペレグリンは闇祓い達が姿現しするのを見て、姿
 くらましする。
 ジェイコブは生きており、ムーディに頼み聖マンゴ
 に連れて行く。

 聖マンゴのフロント。
 ジェイコブが何の呪文で攻撃されたかは不明、

 ムーディにペレグリンの事は忘れろ、

 と言われる。

 病棟。
 意識が戻らない患者には話しかけるといい。
 ジェイコブは自分が倒れた後どうなったか知りたい
 と思っているだろうと考える。

 ジェイコブが意識を取り戻す。
 囮にした事を謝ると、

 …だが、


 ムーディに備えろと言われる。

 ビルに呪われた道具について学ぶようにアドバイス
 される。

 

  

 

  07−55| 閉ざされた道

  校長室。

 ダンブルドアにジェイコブがベルッカの結膜炎の
 呪いのせいで目が見えないがあきらめないと言う。
 ペレグリンの事も話すが、ベレッカ−闇の魔女と
 手を組むのはとても危険と諭され、謝罪する。
 オリビアの時は怒られた、退学にならないのかと
 聞くと、あの時は気が立っていた、

 と言われ、メルーラに会いに行く。

 図書室。
 メルーラが呪文学の勉強をしているのを見て驚く。
 あの後ベルッカと会ったが自暴自棄になってる、
 闇祓いが偶然姿を現したとは思ってない、私達が
 裏切るかもしれないと疑っていた、

 メルーラはこれからどんどん取り返しのつかない
 事が起こりそう、ペレグリンは何が何でも計画を
 終わらせようとする、ベルッカは「R」を救う為
 にペレグリンを排除するしかないと思ってると
 言う。

 その気遣いは嬉しいが今は勉強と本に視線を落と
 す。

 聖マンゴの病棟。
 弱気になっているジェイコブにメルーラと会った、
 一緒に作戦を立てようと話をする。
 目的がアミュレットを奪い「R」壊滅なのは変わら
 ないと言うと、

 癒者が治す方法を見つけられないなら私達で…と
 励まし、

 
 中庭。

 タルボットは退院と同時に遅れを取り戻そうと勉強
 していた。
 危険な目に遭ってもまだ協力すると言われ驚く。

 カナの輪はその為に結成された、僕達も最後まで
 一緒に戦うと言うが、私独りで誘き出した方が穏便
 に進められると思うと聞き、万が一の為に備えて
 おくと答える。
 
 ホッグズ・ヘッド。
 「R」に入る気になったと手紙を送り、店から他の
 客を追い出したペレグリンと会う。
 あの後−ベルッカの裏切りには驚いたが隠れていた、
 ジェイコブを見舞いに行こうかと思った、具合は?

 そう聞いたペレグリンは私のせい…と言いかけて
 凶悪な表情になり、必ず
 ベルッカのせい、この手で殺してやると言う。


 「R」に加わる気がないと知ると、私達を疑って
 いた、加えるのは危険などと言う。

 どうしてお前は私のアミュレットを奪おうとする?

 初めて気づいたがお前は甘ちゃんだ、卒業して世の
 中に出たら大きなショックを受ける事になる、

 最後?
 ペレグリンは「R」を再編成を計り、大きな計画を
 立てている、もう二度と私を止めようとするな、
 お前では力不足だ、

 姿くらましする。

  「患者と世話」。
 ジェイコブの見舞いで聖マンゴに行き、ミリアムに
 手伝いを申し出る。


 「フリットウィックへの謝恩」。
 ホグワーツの寮監の謝恩行事を考えているダンブル
 ドアに頼まれ、フリットウィックの人生や実績に
 ついてレポートを用意する。

 

  

 

  07−56| 人と時と場所

  訓練場。
 カナの輪の皆にベレッカやジェイコブの話をする。


 アミュレットを取り返せばペレグリンの呪いを解き、
 「R」を解散させられるかもしれない。
 皆協力すると同意する。
 「R」が新しい計画を立てているが、それが何で
 いつどこで実行するかはわからないと言う。

 ホッグズ・ヘッド。
 ムーディはペレグリンは忘れてジェイコブの事に
 集中しろと言った筈、

 教えてもいいと思える理由をいくつか挙げられる、

 説得に成功。
 いい知らせと悪い知らせがある、


 それがわかったら捕まえる計画を実行する予定だと
 言うが、ダンブルドアはペレグリンを助ける為に
 尽力すると言ってくれたと反論すると、ダンブル 
 ドアは公式の仕事−古い友人の手助けで不在、私は
 何もせずにじっとしていろと言い、出て行く。
 ダンブルドアが不在なら、ペレグリンを救えるのは
 私しかいない…

 聖マンゴの病棟。
 ジェイコブを見舞うと、そこにメルーラがいた。

 ベルッカのやった事に罪悪感を感じ、遠い親戚と
 偽って入ったと言う。
 帰ろうとするメルーラにこれからどうするか決めた
 のかと聞くと、教える訳がないと言いつつ、

 今の状態でもしペレグリンが…と怯えるジェイコブ
 に、ペレグリンなら別の計画を考えてる、他の開心
 術士を知らないかと聞く。
 ジェイコブは知らない、でもダンブルドアが不在と
 言うのを聞き、ダンブルドアとスネイプが開心術士
 なのを思い出す。

 ペレグリンは計画を成功させる為なら何だってする
 と思う、

 戸惑うが、私なら正しい選択をしてくれると言う。

 魔法省の多目的室。
 そこにはダンブルドアからノクターン横町の事を
 聞いて伝えに来たオリビアがいた。
 エルトンに記念日について聞くと、

 6月22日がダイ・リュウサキの命日だと言う。


 ベレッカとメルーラはそこに行くに違いない。
 オリビアは私がパーティーの事に一生懸命だと勘違
 いする。

 友達に連絡する為、急いでホグワーツに戻る。

 「戦う準備をする」。
 ベンと一緒に「R」に備える。


 「マクゴナガルへの謝恩」。
 ダンブルドアに頼まれ、フリットウィックに続いて
 マクゴナガルのレポートを作成する。

 

  

 

  07−57| 最後の戦い

  訓練場。
 ホグワーツには入れない、橋を渡らせないように
 する、



 橋の外れ。


 ペレグリンと「R」のメンバーが姿現しする。


 ペレグリンは否定し躊躇するが、元に戻ってしまう。

 皆で戦い、



 形勢はこちらに有利に思えたが、ペレグリンは隙を
 見て橋を渡ってしまう。

 追いつくと、ベルッカが待ち構えていた。

 ベルッカはペレグリンを殺し、自分がリーダーに
 なると言い、

 ペレグリンの杖を飛ばす。





 だが、メルーラはベレッカを庇わず私の横に立つ。
 誓いを破っても死なない…?

 メルーラが誓った相手はベレッカではなかった。
  再び杖を手にしたベレッカは悪魔の火を放つ。










 呆然とする私に、メルーラは逃げないとと促す。
 連絡を受けた闇祓いがベレッカと「R」のメンバー
 を拘束していた。


 皆に被害はなく、ベンに今起きた事を話す。


  恐らく生きてはいないだろう、こんな結果になって
 しまい残念だとなぐさめられる。

 ムーディは遺体を回収してアミュレットを確保出来
 たら必ずたら知らせる、私達に感謝している、「R」
 のメンバーは全てアズカバンに送る、戻って来た
 ダンブルドアが私と話したがってると言う。


 「リュウサキの運命」。
 オリビアは戦う前に知っておいた方がいいと言う。


 「スプラウトへの謝恩」。
 フリットウィックは私が感謝の気持ちを見せた事を
 考えていた、スプラウトにもそれを伝えてくれない
 かと頼まれる。

 

  

 

  07−58| 時代の終わりと未来の幕開け

  中庭。
 ダンブルドアと会って「R」の話をする。
 卒業後が不安と言うと、私なら大丈夫と何かを知っ
 ているような口調で励まされる。


 聖マンゴの病室。
 退院が決まったジェイコブとペレグリンの話をし、
 小さい頃知っていた父とは違う、

 と励ます。

 魔法薬学の教室。
 出席日数が足らず、このままでは卒業出来ないが、

 記憶を頼りにおできを治す薬を作る。

 まあまあの出来、私に話があるから残れと言う。
 「R」が開心術士を狙っていた、

 謝るともう行っていい、


 中庭。
 カナの輪の最後の集会を開く。

 皆にメルーラが家族としてホグワーツを選択した事
 を話す。


 ベンにローワンはどういう存在として覚えていて
 欲しいか聞かれ、良き友だった、







 
 DADAの教室。
 オリビアと話そうと会いに来ると、そこにはクィレ
 ルがいた。

 辞職して魔法省に戻ったと言われ、当惑する。
 DADA教師は呪われた役職と聞き、だから1年
 しか続かないと納得する。

 礼を言って立ち去る。


 「スネイプへの謝恩」。
 ダンブルドアにスネイプの事を調べて欲しいと頼ま
 れる。


 「新しい安全対策」。
 ダンブルドアにホグワーツに来る重要人物の為に
 守護呪文をかける手伝いをして欲しいと頼まれる。

 

  

 

  07−59| さようなら、又会える日まで

  魔法省の多目的室。
 オリビアとエルトンにペレグリンがアミュレットを
 持ったまま落ちた事を話すが、2人共その後は知ら
 ないと言う。

 オリビアになぜ急にホグワーツを去ったのか聞く。

 教える事は好きだが、記憶を取り戻してからはなじ
 めなかった、



 エルトンにどういう意味か聞くが、オリビアに止め
 られ、ビルがホグワーツに来ていると言う。

 訓練場。

 社会に出たらどうすべきか話す。


 
 スリザリンの談話室。
 バーナビーと進路について話す。
 リズは魔法動物学者、メルーラはロンドンで1人
 暮らし、スカイはクィディッチ選手、マーフィー
 はクィディッチの解説者、オリオンは自分探しの旅、
 イスメルダは教えてくれない…


 そこへスネイプが来る。



 皮肉混じりにアドバイスをしてくれる。

 ハグリッドの庭。
 ファングを探しているハグリッドと、今迄の思い出
 を話す。

 ロンドンで暮らす友達が多いと話すと、ハグリッド
 はホグワーツの次にいい所だと言う。

 卒業式へ向かう。
 

  

 

  07−60|卒業、そしてその先へ(終) 

  大広間。


 ダンブルドアが卒業生に祝辞を述べ、寮杯を発表
 する。



 訓練場。
 教師や友達と話をする。


 ベンは初めて友達になった私に、見捨てないで支え
 てくれたと礼を言い、会えなくなるのは寂しい、

 帰国した時は会いに来ると約束する。

 三本の箒。
 友達と卒業を祝う。






 そこへムーディが来て、

 姿くらましで連れ出される。

 ホグズミード駅のホーム。
 新しい職場に勧誘される。

 「希少・不透明・交絡(こうらく)事件局」、略し
 て「ROCC」。


 もし闇祓いや癒者、魔法動物学者の仕事に就きたい
 と言ったら?

 両立は可能らしい。
 ペレグリンについて尋ねるが、