第1章 クィディッチ再び
クィディッチの更衣室。
寮杯獲得後、初のミーティング。
オリオンは皆の夢を知りたいと言う。
私の夢は
スカイはわかってると笑うが…
現れたフーチはビーンに話があると言う。
クィディッチのピッチ。
フーチはビーンが練習に熱中し、全く授業に出席
していない、
スカイは授業より練習が大事、そうでしょうと私に
同意を求めるが、授業が大事と聞いて落胆する。
フーチはスカイを諫め、勉強をおろそかにする生徒
はチームから一時追放と警告する。
だが、オリオンは今日のビーターは私だと言う。
クィディッチの実況室。
マーフィーになぜ私が? ビーターは?と聞かれ、
ビーンの事を話す。
チェイサーとビーターは違う、
戦略? ブラッジャーを打つだけじゃ?という私に、
マーフィーはビーターとしてどうプレイすればいい
か説明する。
説明後、戦略が必要な事に驚く私に、
大広間。
ペニーとキッドに会い、ビーターになったと話す。
マーフィーにクイズも出されたと言うと、キッドは
それは僕の筈なのにと驚くが、マーフィーが認めて
いたと聞くと、新しいクイズを作ると張り切る。
私はラスがアンドレと話しているのを見て驚く。
ペニーにラスだって友達位いる、共通点が出来たと
言われ、ブラッジャーは私に当たったとあきれる。
だがペニーはあれはシーカーを狙った、私に当たら
なければ寮杯は彼女が勝ち取っていたと笑い、
激励する。
クィディッチのピッチ。
今度はスカイがいない。
オリオンも知らないが、
マーフィーにビーターとしてプレイ出来ていないと
言われた、だからチェイサーとして練習したら、
ビーターとしてプレイするのが難しくなるんじゃ?
と聞くと、
他のポジションから学べる事が各自ある筈だと言う。
************************************************
第2章 アンドレ・エグゥ、
クィディッチの魔法使い
クィディッチのスタンド。
スカイを探しに来ると、アンドレがいた。
スニッチを見つけるのが苦手、なぜマーフィーは
作戦帳を?と言うアンドレに、アドバイスしてもら
おうと一緒に会いに行く。
クィディッチの更衣室。
マーフィーは君の箒の腕は一番だが、クィディッチ
では…と言う。
いぶかるアンドレに、戦略専門の魔法使いと紹介。
君は魔法使いスタイリストだから助け合えると言う
マーフィーは、アドバイスはそれほど必要ないと
スニッチのピンを褒めるアンドレを気に入った、
マーフィーは一通り説明後、一旦戦略を習得すれば、
もう誰も君を止められなくなると言う。
クィディッチのピッチ。
ビーターを希望するスカイに、オリオンはテストは
不要、
どう思うかと聞かれ、テストをすべきだと答える。
中庭。
練習試合後に結果を聞く。
スカイは納得したの?と言うと、マーフィーは多分、
クィディッチのピッチ。
スカイは意外な事を言う。
私が競争心のあるビーターになれるかを見るテスト
だった、無理強いした時にどの位抵抗を見せるかを
確かめる為、チームの利益の為だと言う。
************************************************
第3章 誰しもがビーターだ
クィディッチのピッチ。ビーターと話をする。
スカイに聞けばと言われ、頼むが…
その前にビーターの責任についての知識を得る事を
勧められる。
大広間。
ペニーとキッドにビーターになった事を話し、スカ
イに断られたと言うと、
対抗意識を燃やしている方がいいと、新しく作った
クイズを5問出す。
ペニーに励まされ、そこへオリオンが来る。
クィディッチのピッチ。
オリオンはバットを私へ投げ、投げ返せと言う。
練習後、
何を学んだかと聞かれ、チームメートに頼っても
いいのかと答えると、
キッドに対抗意識を燃やす事は大事と言われたと
話すと、オリオンは最大のライバルは自分自身、
バットを共有する事で責任も共有し、チームを結束
させていると言い、練習。
中庭。
アンドレはマーフィーから逃げていた。
自分勝手だと思ってるだろうと聞かれ、マーフィー
はグイグイくる事がある、
アンドレもアドバイスで上達した私の様になれるか
と言い、近況を聞かれる。
すると…
自分はビーターだが、私はただのアマチュアと言わ
れる。
そこへマーフィーがやってきて、熱心に話し始める。
クィディッチのピッチ。スカイにラスの事を話す。
スカイはラスが4言も話したのかと驚き、意外にも
ラス関係の事はもううんざり、ライバル心をなくし
たのではなく前を見るようにしただけと言う。
オリオンはチームメイト同士が友情を確かめ合って
いるのを見ると心が温まると言い、
練習開始。
************************************************
第4章 マーフィーの打つ手
大広間。
アンドレと話している所へラスが来て、素人と言わ
れた事をスカイに話したが、ラス関係の事はもう
いい、前を見るようにしたと素っ気なかった。
マーフィーは今は試合に集中すべきだと言う。
練習へ行く。
クィディッチのピッチ。
クィディッチの更衣室。
マーフィーから逆手打ちを教わる。
クィディッチのピッチ。
練習後、スカイと話す。
戦術やルールなどを教わったと話すと、
スカイは私と今迄練習した事などを振り返り、又
一緒に練習したいかと聞かれ、したいと言うが、
気遣うが、心配無用と言い去っていく。
訓練場。
スカイと話してみてどうかと聞かれるが、
ペニーは練習に集中すべきだと言う。
************************************************
第5章 初の寮対抗試合
大広間。
マーフィーはオフェンスとディフェンス、両方の
プレイをしてもらいたいと言う。
27敗後、初の勝利。
勝負の鍵はバランス、いつ自分を守るべきか、いつ
全てをかけてキングを取りに行くべきかを知る必要
があると悟る。
マーフィーはビーター全員に当てはまる、試合に
集中してれば自ずと見えてくる、
クィディッチのピッチ。
練習前にそれぞれの考えを述べ、結束を確認すると、
オリオンは練習前に私と話すと言う。
チームメイトを信じ、一旦保留する事を勧められる。
訓練場。
パーティー会場に来ていたアンドレと話していると、
私というビーターがいると笑うと、
私はパーティーを楽しむ事でプレッシャーから解放
されるかも…と呟く。
ペニーに気分はどうかと聞かれ、正直不安だと話す
と、
クィディッチのピッチ。
スカイの父親について聞こうとするが、
オリオンは練習前にそれぞれの悩みを聞いて共有し、
足かせとなる恐怖=不安を解放する必要があると、
箒バランスを始める。
練習前に再びスカイに聞こうとするが、練習がある
と断られる。
クィディッチの更衣室。
ハッフルパフとの試合開始。
勝つ。
************************************************
第6章 星空
大広間。
ペニーはスカイが凄かったと喜び、見られない私が
羨ましいと言うと、試合内容について話してくれる。
注目を浴びなくなった事について聞かれ、ほっと
していると言うと、
そこへ上機嫌なスカイが来る。
クィディッチの更衣室。
次の対戦相手はレイブンクロー。
クィディッチのピッチ。
スカイとの最初の練習と同じ内容だったが、ビー
ターが弱点だと思っているのかと不安になり、オリ
オンに聞く。
答えは私の心の中にあると言う。
客観的に見てもらおうと、マーフィーに会いに行く。
クィディッチの実況室。
補欠で次の試合には出ないアンドレもいた。
否定し、だが練習をした方がいいと思っていると
言うと、マーフィーはいいアイデアだと同意し、
くよくよ悩むのは止めて練習に戻るんだ、
クィディッチのピッチ。
スカイにスランプに陥っていると言われた事を話し、
機嫌がいいと言うと、私も自分がスターの時はそう
だったと返される。
比較するわけじゃ…と眉をひそめ、最近様子が変だ
と言いかけるとスカイに遮られる。
兄は幸運を呼ぶ手袋に話しかけていた、いとこは
パフスケインを投げていた…
皆、色々な事を試しているのを知り驚くが、スカイ
は大事なのはそれをすれば抜け出せると、心から
信じていた事だと言う。
アンドレのアドバイスはいい、だから練習した。
為になったと言うと次の試合には絶対勝つと笑うが、
父親がけがをしたと聞こうとすると、又遮られる。
************************************************
第7章 寮対抗試合の2試合目
クィディッチのピッチ。
スカイにスランプから抜け出せた?と聞かれ、
だが父親の事が…と言うと、
オリオンは2人一組で互いの仕草を真似する鏡の
訓練をさせる。
練習後、オリオンは私の悩みを解決する為に助力
すると約束する。
大広間。
マーフィーは、レイブンクローの優勝の可能性は
殆どないと言う。
そこへラスが来て、
マーフィーとキッドは席を外し、ラスは私に試合を
見た、自分をれっきとしたビーターだとか思って
ない?と聞かれる。
勝てたのはスカイのお陰と言われ、あなた達は?と
聞くとラスは黙り、去っていく。
クィディッチのピッチ。
オリオンが練習があると言い、スカイを呼び出して
くれた。
実は話がしたかったと聞き、スカイは観念する。
父は怪我などしていないが、あの時は気が動転して
いた。私達の友情が崩れていってるんじゃないかと
思った。
スカイがいなくても私のお陰で試合に勝てた、皆の
注目の中病棟にいて、オリオンは新しいビーターに
未経験者の私を選んだ…
父と世界中を飛び回り、友達を作れなかった。
信じてくれるかと聞かれ、信じると答えるとスカイ
は喜ぶ。
実は練習と嘘をついて呼び出したと打ち明けるが、
スカイは自分の嘘よりちゃんとした理由があると、
笑って許す。
訓練場。
事前パーティーに顔を出す。
スカイが呼びに来る。
クィディッチの更衣室。
皆で試合前の儀式をし、いよいよレイブンクロー戦。
勝つ。
************************************************
第8章 形勢逆転
クィディッチの更衣室。
マーフィーが来て、全チームが2試合終わったので、
どのチームが決勝に出られるかのデータが集まった
と言う。
勿論スリザリンは出場出来るが、戦略について話し
たいと言われる。
クィディッチの実況室。
キッドは決勝の相手はグリフィンドールだと言う。
勝つ為には何をすべきか相談する。
マーフィーはラスは申し分ないが、他のメンバーに
グリフィンドールを負かすだけの力がなかった、
キッドはスリザリンチームにはない欠点、私は凄く
速いと言う。
だが、対抗する為にはブラッジャーを27.4%強く
打つ必要がある。私の気持ちをわかってくれる人と
話すといいかもしれないと言う。
中庭。
アンドレに相談すると、
ラスに頼めばいいと言う。
クィディッチのピッチ。
オリオンにマーフィーとアンドレに言われた事を
話し、ラスに頼むつもりだと言うと、私の希望を
後押しすると、
ペニーに協力してもらう事にする。
訓練場。
練習しているラスを見ながら相談すると、ペニーは
説得力のある理由を考えておくといい、
バットを持っていない時?と聞かれ、誤解を招く
ような環境は避けたいと答えると、気づいたラスに
ずっと見ていたのかと聞かれる。
************************************************
第9章(SQ−対抗意識、尊敬、そしてラス)
中庭。
ラスに指導をして欲しいと頼むが、真剣さが感じ
られないと言われ、説得する。
ラスに手伝わなければいけない理由を聞かれ、
ラスは説得するチャンスをやると言う。
クィディッチの観客席。
スカイに頼んだ時、呪いのかかった箒に乗らされた
後訓練してもらえる事になったと言うと、
スカイは箒に乗るまで真剣に向き合ってくれなかっ
た、
訓練場。
一緒に訓練用のダミーにブラッジャーを叩きつける
練習をする。
才能はあるが、ビーターとして何が一番重要かと
聞かれ、献身さと答えると、
ラスは献身さはあると認め、新しい飛行技術を教え
てくれれば私も教えると言う。
クィディッチのピッチ。
スカイに疲れた顔をしていると言われ、試合に備え
て練習をしていると答えると「上出来ね」と喜ぶ。
オリオンに呼び止められ、
だが、スカイにはラスに指導してもらっている事を
話していない。
一緒にマーフィーに相談する事にする。
クィディッチの放送席。
オリオンさえよければ、バットをチームメートに
投げ渡すのを教えようと思うと言うと、オリオンが
なぜと聞く。
ラスにそれを教える事にする。
クィディッチのピッチ。
オリオンの考えた戦術を教えると言うと、ラスは
驚き、
私の姿勢にも驚くが、
練習後、ラスは真剣だとわかったから訓練してあげ
ると言うが、
訓練場。
ラスが打ったブラッジャーを打ち返す練習をする。
意外と上手い、限界まで訓練してくれる人がいな
かっただけ、なぜ私に手伝いをと言われ、
弱音は吐かないと誓う。
中庭。
ペニーとキッドにラスに頼んだ経緯を話す。
キッドは賛成するが、ペニーはそれでいいのか疑問
に思う。
キッドにスカイとどちらがいいかと聞かれ、ラスの
方がいいと答えると、スカイには言うなと笑われ、
ペニーは
内緒だと言うと、
2人共、スカイには黙っていると約束する。
クィディッチのピッチ。
練習後、スカイは私が訓練している成果が出てる、
誰かに手助けしてもらっているかと聞くが、秘密と
言うと、
スカイはプロはどう訓練しているかを話す。
私がブラッジャーを打ち返す訓練をしていると言う
と、極端な訓練だ、今度が復帰後初の最終試合、
訓練場。
ダミーが壊れるまでブラッジャーを当てる訓練を
しながら、ラスについて色々聞く。
ずっとビーターになりたいと思っていた、小さい
頃からプレイしていた訳じゃない…
そしてダミーを吹っ飛ばすと、
お礼に飛行技術を教えると言った時、スカイが現れ
る。
スカイはラスのせいで病棟送りになったと怒り、
ラスに事故だと言われ、
ラスはばかげてると言い、スカイにそう思うかと
聞かれ同意すると、
そう言って立ち去る。
訓練は止めるのかと聞かれ、オリオンとマーフィー
に相談する事にする。
クィディッチの更衣室。
マーフィーはスカイが流れ星を真っ二つに折って
いた、それで怒っていたのかと納得する。
このままでは両方に見放されてしまうと嘆くと、
オリオンは放っておくと事態はますます悪化する、
2人の話を聞く以外にないと言う。
ラスに会う事にする。
クィディッチのピッチ。
仲直りは出来ていないが、私のクィディッチの旅は
あなたがいたから始まった、
怪我させて良かったとは言えないが、私が入れた
のは良かった、訓練を続けたいと言ってくれたのも
嬉しい、
マーフィーにもっと力が必要と言われたが、これ
なら完璧と喜ぶと、喜んでもらえて良かった、見た
目よりもずっと難しい技術、私と同じタイミングで
やる必要があるとアンドレを呼び、
訓練。
ラスはなぜこれを教えたかを話す。
過去に色々あったが、
ラスと友達になれた)
************************************************
第10章 スカイの顔色
中庭。
ラスを見つけて話しかけた時、スカイが来る。
後で話してもいいかと詫びると、ラスは承知し立ち
去る。
スカイに試合が終わるまでラスとの接触は最小限に
留めて欲しいと言われ、優勝する為に何だってする
と説明するが、ラスとの友情は妨げになると反論。
何をすればいいかと聞くと、更衣室へ行けと言う。
クィディッチの更衣室。
マーフィーの分析ではグリフィンドールはタフだが、
オリオンに勝つ準備は出来てるかと聞かれ、もっと
訓練したいと言うと、
グリフィンドールのピッチ。
スカイに話しかけるが、怒って相手にしてくれない。
オリオンは最速のチームに対抗する為に皆でレース
をしようと言う。
スカイはそりゃどうもとだけ言い、ピッチを去る。
練習後オリオンに呼び止められ、2人の様子がおか
しいが取り越し苦労かと聞かれる。
実はスカイとの友情に亀裂が入っていると、
2人共改善の努力をする必要があると言われ、仲直
りする努力をしているが報われないと嘆くと、私が
聞き役に回れ、それを念頭に置いて話せ、
とアドバイスする。
大広間。
ペニーに相談するが、
そうではない気がすると言うと、
クィディッチのスタンド。
妖精学の勉強をしているスカイに話しかける。
今迄の事を色々と話すと、
ところが…
どこに行けばあなたの顔を見ずに済むのかと言う
スカイをたしなめると、私がいる所にいるとわか
ってるべきだったと呟き、仲直り出来そうだった
のにと言いかけた私に、
ラスのせいじゃない、練習後に戦略を考え直すと
言う。
************************************************
第11章 対立と競争
大広間。
マーフィーとチェスをしながら、どうすべきか考え
る。
クィディッチのピッチ。
オリオンに「聞き役に回れ」とはどういう意味かと
聞くと、答えには探しても見つからないものがある、
耳を澄ませて待っている時に見つかる事もあると
言う。
2人でバランスを取りながら考えるが、
オリオンは今はそっとしておくのが一番いいと言う。
その間私達は最終試合の為に出来る事を何でもしよ
うと言うと、
そこへアンドレとペニーが来る。
理由を尋ねると、ペニーはグリフィンドールが最終
試合に向けて練習するので視察に、アンドレは調査
に来たと答える。
クィディッチのスタンド。
グリフィンドールチームが三角形で編隊飛行をする
のを見て、前回対戦したのとまるで違うチームと
驚く。
そこへラスが来て、新キャプテンは何年もカップを
勝ち取れていないから勝つ事に全てを賭けてると
言う。
私と違い、ホグワーツ最高のビーターから訓練を
受けてる訳じゃないと言うと、私のスキルに自信を
持ってくれて嬉しいが、ピッチに立つのは私じゃ
ない、あなたのプレイ次第と言われる。
ラスは激励した後授業があると去って行くが、今度
はフーチが来る。
クィディッチの更衣室。
フーチは最終試合を目前にして、悪巧み−前回は
妙な噂が出回りスカイが怪我−が起こらないように
事前に話をしたい、もし不正行為があれば大きな
損害を覚悟しておくようにと釘を刺す。
スカイはその言い方は適当すぎると怒るが、オリ
オンはここにいる時は僕達はチームとたしなめる。
フーチが去ると、スカイもテスト勉強があると出て
行く。
オリオンにグリフィンドールの練習で一番大きな
収穫は何だったかと聞かれ、新キャプテンは名を
上げようとしていると答えると、
クィディッチのピッチ。
最終試合を前に、オリオンは自分自身の中を見つめ、
杯を勝ち取りたい理由を共有しようと言う。
前回参加出来なかったスカイは第2のチャンスが
欲しい、家族(特に父)にとって大きな意味がある
と言うと、オリオンは僕達の最高の部分を引き出せ
れば最高のプレイが出来るが、躊躇や後悔があった
ら集中力は失われてしまう、私は静かだがどう思う
かと聞かれ、
オリオンはバランスが達成出来たと言い、練習は
終了。
スカイはさっきの私の言葉に共感した、ラスのせい
で最終試合に出られなかったから許すのにはかなり
の時間が必要、だから私が仲良くしてるのを見て
傷ついたが、それは私自身で解消させる必要がある。
だが、勝つ為に協力は出来ると言う。
************************************************
第12章(SQ−2回目のクィディッチ杯)
大広間。
スカイの父でプロクィディッチ選手、ウィグタウン
・ワンダラーズの
ペニーは嬉しさのあまり中庭へ行き、大声で叫ぶ。
アンドレが贔屓のプライドには勝てないと言うと、
ペニーにイーサンに紹介して欲しいと頼まれ、どん
な人なのか聞く。
チームはリーグ最強、イーサンはトップ選手。
伝説と言われ、パーキン挟みを今の完成形にした。
真の達人の如くクァッフルを扱う…
スカイとは上手くいっていないと言うと、ペニーは
来る事で機嫌が良くなるかもと答え、アンドレは
プレッシャーを感じるかもと否定、私も同意する。
そこへオリオンがやってくる。
クィディッチの更衣室。
そこにはイーサンがいた。
私を知っている事に驚くと、
話し終わった後、
マーフィーも謎の飛行技術だったと聞く、知りたい
と頼むが、折角の謎が台無しになってしまうと答え
をはぐらかされる。
オリオンは準備は出来ている、
イーサンは驚き、ピッチへ来るように言う。
対戦相手のグリフィンドールの事を知りたいと聞か
れ、スピードとフォーメーション飛行に特化して
いたと答えると、カウンターするいい方法があると
言う。
それは槍の先端の様に真っ先に突っ込んでいき、
前線で戦う事を止めない、かつての自分のような
存在、私達の飛行を見せてくれと言う。
見終わった後、
スカイがそういうと思ったと呟くと、もう一度やる
かと聞き、オリオンが遮る。
イーサンは教師達に挨拶をすると去っていく。
スカイに話しかけると、父のお気に入りになった
事を自慢しに来たのかと嫌味を言われ、否定すると
謝る。
イーサンから学べる、御利益があるといいと言うが、
スカイは同意しつつも明言を避ける。
実況室。
オリオンは私の飛行を褒め、まだスカイと仲直り
出来ていない、バランスの欠如は最終試合で裏目に
出ると言う。
謎の飛行技術を学べば優勢を確保出来るかもしれ
ないが、スカイはプレッシャーで全力で試合出来
なくなるかもしれない。
オリオンはさっきの質問について尋ね、20年前に
勝利を勝ち取ったと知ると、娘のスカイには飛行
技術の記憶が受け継がれているかも、それで仲直り
出来るかもしれないと言う。
クィディッチのスタンド。
その質問は皆に聞かれる、何を話せばいいかと言わ
れ、私は何があったかは関係ない、まだ友達、話し
たくなったらいつでも聞くと答えると、
今の私はプレッシャーを受けてる、バランスを失っ
てると思う、勝つと期待されていて裏切れない、
クィディッチに集中する事が難しくなっている…
イーサンがいなければどうプレイするかと聞くと、
勿論優勝したいと言う。
私も、自分の為にと言うと、スカイはそれは疑わ
ないと笑い、謎の飛行技術については知らない、
話したがらない、まさかズルをしたんじゃ?と
聞かれ、私はそういうタイプじゃないと否定する。
中庭。
ペニーとキッドが調べてくれた情報を教えてもらう
が、
訓練場。
フーチはあれは個人技ではなかった、
フーチはイーサンは大半の選手よりラスのように
荒かっただけ、ズルはしなかったと言う。
練習していたラスは、イーサンに言えないと悩む
私に、勝ち取る方を優先すべき、時間を割いた私が
負けるのを見るのは悔しい、
クィディッチの更衣室。
イーサンとスカイが話している所へ行き、フーチの
話をしようとするが、イーサンはスリザリンチーム
を訓練し直すつもりだった。
同意を求められ、思い切って本当の事を言う。
オリオンの役目を奪い取り、互いに競わせた。
その訓練のせいで全体のバランスが崩れてしまった。
スカイも同意するが、慌てて謝る。
スカイは小さい頃から家族の伝統を守るように訓練
してきたが、
イーサンは辛い思いをさせてきたと謝る。
私は一つだけ(パワープレーを)教わりたいと頼む。
クィディッチのピッチ。
イーサンはあの頃の私はトップになる事だけを考え
ていたが、
私がなぜ隠していたのかと聞くと、今思えばイン
パクトに話だったから、だがあの試合からきちんと
教訓を学んでいればもっといい選手に、
前側の選手はクァッフルを持っているチェイサーの
為に道を開け、相手チームに上手くプレッシャーを
与えていれば、邪魔されずにゴールまで行ける筈。
成功させる為には自分とチームメイトを一つとして
考える必要がある。
成功。
イーサンは大胆に行動し、お互いを信じるだけと
言う。
オリオンは誤解していたと、
スカイを誘い、事前パーティーに行く。
訓練場。
リータが私とスカイにインタビューしようとするが、
断る。
クィディッチの更衣室。
オリオンの儀式の後、いよいよ試合。
20年前、
パワープレーを実践。
360 対 340。接戦だったが、
スリザリンが優勝。
優勝した今の気分は?
************************************************
第13章 前進あるのみ
クィディッチ杯授賞式。
特にイーサンに出しゃばるなと言ったのは究極の
パワープレイと笑うが、後押ししてくれたのはラス
と言うと驚き、悪い人じゃないのかも…と呟く。
オリオンも私に礼を言う。
うちのチームは友達同士、家族のような固い絆で
結ばれている。
マーフィーがパーティーへ行こうと声をかける。
スカイはイーサンにまだここにいるのかと聞くが、
ウィグタウンに戻らないと、ただお前の事を誇らし
く思っていると伝えたかったと言う。
スリザリン寮。
スカイは私がイーサンに言ってくれた事に改めて
感謝し、自分の態度は許せるものじゃないと謝る。
スカイはもう次のシーズンの事を考えていた。
中庭。
ペニー、アンドレ、ラスに褒められる。
アンドレはルド・バグマンには敵わないと否定し、
ペニーはホグワーツ最高の選手の一人と言う。
ラスは私がクィディッチで頑張りたいという気持ち
があったから、色んな障害にもめげずに立ち向かっ
ていけた、
チームメイトには頼めないと言うと、イーサンの
事で借りが出来た筈、スカイに頼めばいいと言う。
訓練場。
スカイはフーチの好きな飛行技術を練習している、
競争しようと言う。
楽しみながら競っていたが、突然スカイが箒から
落ちてしまう。
心配して声をかけると、冷静に修理に出さなければ
と言い、
なぜ練習を?と聞かれ、
スカイはだから私はいいチームメイトと笑う。
そこへマーフィーがやって来る。
クィディッチの更衣室。
「イモリ」に合格し、学校を去ると言う。
次のキーパーは私だと言われ驚く。
寮にバッジが加わった)
|